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今敏監督『パーフェクトブルー』 限定アナログ盤。最新リマスターで8月20日発売

公開日 2025/08/19 09:43 PHILEWEBドットショップ
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いまなお国内外で高評価、今 敏 監督『パーフェクトブルー』

『パーフェクトブルー』オリジナルサウンドトラック

1998年に劇場公開された今 敏(こん・さとし) 監督のサイコサスペンス・アニメ作品『パーフェクトブルー』のオリジナルサウンドトラックが、最新リマスター・限定アナログ盤で8月20日発売される。価格は7,700円(税込)。

『パーフェクトブルー』は、『パプリカ』『千年女優』『東京ゴッドファーザーズ』で知られる今 敏 監督の初監督作品であり、竹内義和の同名小説を原作にマッドハウス制作でアニメーション化した1998年劇場公開のサイコサスペンス。

もともとは国内ビデオ作品として企画されたものの、カナダのファンタジア映画祭で最優秀国際映画賞を受賞するなど、世界の50以上の映画祭から招待され、日本国内公開前にすでにメジャーな作品となった。

監督第2作『千年女優』は、宮崎駿作品『千と千尋の神隠し』と並んで第5回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門の大賞を受賞。ドリームワークスにより世界配給もされた。2006年、筒井康隆の原作小説を映画化した『パプリカ』は、ベネチア国際映画祭コンペティション部門に出品されるなど、国内外で高く評価された。しかしその後、今 敏監督は2010年に新作アニメ『夢見る機械』の製作中に急逝している。

『パーフェクトブルー』は2023年、公開25周年とマッドハウスの創業50周年を記念して、4Kリマスター版が2023年9月15日から全国で劇場公開された。2025年もヒューマントラストシネマ渋谷にて、9月12日(金)〜9月14日(日)にリバイバル上映が実施されることが決定している。

時代とともに一般の人々にも鮮烈に迫るテーマとなった「自己と他者のイメージの乖離」を描いた世界的傑作を明るく爽やかなアイドルポップと幾見雅博による不穏な音楽が入り乱れる構成で、虚構と現実が混ざり合った本編を追体験できるサウンドトラックが、最新リマスターで再登場する。CDも同時発売だが、アナログ盤は限定生産となっている。

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