優美なデザインと豊かな音場を両立

ディプティック・オーディオ、よりスリムでコンパクトな平面スピーカー「DP 115」

公開日 2025/05/30 17:39 編集部:成藤正宣
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シーエスフィールドは、同社取り扱いブランドDIPTYQUE AUDIO(ディプティック・オーディオ)から、平面型静磁(アイソダイナミック)スピーカーのコンパクトモデル「DP 115」を6月1日(日)より発売する。価格は3,080,000円(税込/ペア)。

「DP 115」(ブラック/ホワイト)

カラーバリエーションはブラック/ホワイトの2色展開。また有償オプションとして、155色のRALカラーもラインナップ。オプション料金は154,000円(税込)となる。

取り扱い第1弾モデル「DP 160 MKII」、第2弾モデル「DP 140 MKII」よりもさらにスリムかつコンパクトな設計を採用する一方で、豊かな音場表現も両立。小〜中規模のリスニングルームにも適した、広がりのある立体的なサウンドと優れた音像を実現したとする。

ドライバーユニットは、ブランド独自技術「PPBM(プッシュ・プル・バイポーラ・マグネット)」を使用した0.198m2の中低域ドライバーと、ネオジウム磁石を使用した長さ450mmのリボントゥイーターによる2ウェイ構成。PPBMは、振動膜の前後に断面積の大きなバイポーラ・マグネットを配置することで、膜が動いた際にコイル(アルミテープ)を一定の磁場の中に維持し、厳格に制御できるという技術となる。

極めて軽量な振動板と独自の磁気回路構造により、楽音の立ち上がりが鋭く、繊細なディテールまで忠実に再現するという。また、箱型キャビネットを持たないダイポール設計により、不要な共振や色付けを排除。音源本来の質感をストレートに伝えるとしている。

ダイポール設計で共振/色付けを排除。従来モデルよりもさらに高さ/厚みが抑えられている

設計から製造にいたるまで一貫して、南西フランスの工房にてハンドメイドで製造。音だけでなく佇まいにも芸術性をもたせたとのこと。

再生周波数帯域は40Hz - 22kHz、インピーダンスは6Ω、感度は86dB/1W、1m。推奨アンプ出力は60W、許容入力は150W。クロスオーバー周波数は1.6kHz。外形寸法は475W×1205H×25Dmm(スタンド含む奥行きは300mm)、質量は32kg。

 

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