「音の日」レポートなども掲載

鹿島建設「OPSODIS」技術詳解やQobuzの国内上陸背景など、「JASジャーナル2025年冬号」配信

公開日 2025/02/06 10:54 筑井真奈
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一般社団法人 日本オーディオ協会が3ヶ月に1回配信している「JASジャーナル」。2025年の第1号となる「JASジャーナル2025年冬号」がオンラインにて配信されている。

日本オーディオ協会による技術広報「JASジャーナル」配信中

今回は、クラウドファンディングで5億円を突破したことでも話題の鹿島建設「OPSODIS 1」に搭載される立体音響技術の詳細について、プロジェクトを率いる村松繁紀さんによる解説を掲載。音楽ホールなどの建築から培われた音響技術をいかに小型スピーカーに応用したかについて、詳しく解説されている。

「音の匠」としても顕彰されたOPSODIS技術チームによる立体音響再生の仕組み

また、昨年秋に日本に正式上陸したQobuzのローンチ背景について、Xandrie Japanの祐成秀信さんへのインタビューも掲載。フランスのミュージシャンが立ち上げたというQobuzの背景や、オーディオ製品との連携がしやすい独自の戦略について語られている。

Qobuz上陸の背景をキーマンに聞く

さらに、東京電機大学オーディオ技術研究部の其田知也さんによるスピーカー製作レポートも掲載。アルプスアルパイン社から提供されたカーオーディオ用ユニットをベースに、セメントエンクロージャーによるブックシェルフタイプや、フロア型、ダブルウーファーによるセンタースピーカーなど複数のキャビネットを製作。音響特性の測定も行い、音の聴こえ方の違いについても考察がなされている。

大学のオーディオ技術研究部によるスピーカー製作レポート

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