特別仕様モデルの最新技術を投入

JBL、新スピーカー「L100 Classic MkII」「L82 Classic MkII」。ユニット一新などでブラッシュアップ

公開日 2023/06/20 10:48 編集部:小野佳希
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ハーマンインターナショナルは、JBLブランドのスピーカー「L-Classicシリーズ」に、ユニットとネットワークを一新するなどで従来機よりブラッシュアップした「JBL L100 Classic MkII」「JBL L82 Classic MkII」を6月30日に発売する。価格はL100 Classic MkIIが352,000円(1台・税込)で、L82 Classic MkIIが374,000円(ペア・税込)。

L100 Classic MkII

製品名のとおり、「L100 Classic」と「L82 Classic」の “マーク2” モデル。特別仕様モデル「JBL L100 Classic 75」「JBL L-Classic Series Black Edition」に搭載された最新音響技術を投入したアップグレードモデルだとのことで、すべてのユニットとネットワークを一新。さらにバイワイヤリング対応端子を装備した。

L82 Classic MkII

両モデルともに、特別仕様モデルと同じデュアルダンパー設計を取り入れることで歪みを低減させたという改良型ウーファーユニットと、製造プロセスからの見直しによってよりスムーズな周波数特性を獲得したというトゥイーターを搭載。3ウェイのL100 Classic MkIIでは、ミッドレンジも同じく製造プロセスから見直した改良型のものを搭載している。

L100 Classic MkIIの利用イメージ

L100 Classic MkIIは、低域に300mm径ピュアパルプ・ホワイトコーンウーファー(JW300SW-8)、中域に125mm径ポリマーコーティングピュアパルプコーン・ミッドレンジ(JM125PC-8)、高域に25mm径ピュアチタン・ドームトゥイーター(JT025Ti2-4)を搭載した3ウェイ仕様。

L82 Classic MkIIは、低域に200mm径ピュアパルプ・ホワイトコーンウーファー(JW200PW2-6)、高域に25mm径ピュアチタン・ドームトゥイーター(JT025Ti2-4)を搭載した2ウェイモデルとなる。

また、両モデルともクロスオーバー素子もアップグレード。加えて、バイワイヤー接続/パッシブバイアンプ駆動に対応する金メッキ・バインディングポスト型デュアルターミナルを採用した。

端子部の様子

ウォールナット天然木突板仕上げと、3色から選べるQuadrexフォームグリルというシリーズ共通の仕様は従来から継続。「最新の音響技術を取り入れ、正統進化したモダンクラシック・ブックシェルフスピーカーJBL L100 Classic MkII、JBL L82 Classic MkIIでより上質なミュージックライフをお楽しみください」とアピールしている。

L100 Classic MkIIの推奨アンプ出力は25 - 200Wで、公称インピーダンスは4Ω、出力音圧レベル(2.83V/1m)が90dB。周波数特性(-6dB)は40Hz - 40kHzで、クロスオーバー周波数が450Hz、3.5kHz。グリルを含む外形寸法は390W×643H×365Dmm(グリル含む)で、質量は28.6kg。

L82Classic MkIIは、推奨アンプ出力が25 - 150W、公称インピーダンスが8Ω、出力音圧レベルは88dB。周波数特性は44Hz - 40kHzで、クロスオーバー周波数が1.7kHz。外形寸法は280W×473H×315Dmm(グリル含む)で、質量が12.8kg。

【問い合わせ先】
ハーマンインターナショナルコールセンター
Tel/0570-550-465

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