オリオスペック、強化電源「canarino DC power supply 12V」。独自ローノイズスイッチング式電源ユニット搭載

秋葉原のPCオーディオショップ オリオスペックは、オーディオ用の強化電源「canarino DC power supply 12V」を発売する。価格は176,000円（税込）。オリオスペックのオーディオ用PC「canarinoシリーズ」にはもちろん、12V対応機種に対する強化電源としても活用できる。

パワーユニットサプライはダイトロン（株）のウルトラローノイズ複合共振型スイッチング式電源ユニットをベースに独自のカスタムを施している。設計製造は城下工業が担当。オリジナルデザインのアルミケースは、平置きと縦置きの両方を可能にするデザインとなっていることに加え、シールドや放熱にも配慮している。

DC12V/最大12.5A、150Wの出力を実現。ケースや基板、DCケーブルといったパーツ類もほぼ国産の製品を採用、国内生産にこだわって製造したという。なお「ひし形PSE」の認証も取得している。インシュレーターは着脱および交換も可能となっている。

開発担当者は、「シルキーな美しさに加え、リズムによる躍動も感じる上質のサウンドステージ」を実現しているとしており、スイッチング方式ならではの特性と超低ノイズによって「オーディオとしての趣味性をフルスケールで感じ得る」と説明している。

またcanarinoへの電源入力をデュアル化する専用モジュール「canarino DC due」を追加することで、このパワーサプライを2台使用するという使い方も可能。2台セットで購入する場合、330,000円（税込）となる。

サイズは176W×230D×60Hmm（インシュレーターなし）、質量は約2.6kg。同梱されるDCケーブルは、「DIN4pin」（canarino PC向け）、「5.5/2.5径同軸DCプラグ」「5.5/2.1径同軸DCプラグ」のいずれかから選択できる。