アップグレードDCケーブル「B05V050SS」など4モデルも

Silent Angel、カスタムトランス/大容量コンデンサー搭載のDCパワーサプライ「F1」

2022/05/23 編集部:杉山康介
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完実電気は、同社が取り扱うSilent AngelのDCパワーサプライ「F1」と、アップグレードDCケーブル4モデルを6月2日より発売する。価格は全モデルともオープンだが、F1は79,200円(税込、以下同)、DCケーブルの「B05V050SS」は26,730円、「B05V050SR」「B05V050RS」は19,800円、「B05V050RR」は13,860円での実売が想定される。

F1

F1は、システムの真の可能性を発見し、可能な限り最高の音質を追求するオーディオファイルのために設計されたパワーサプライ。対応機種は同ブランドのネットワークトランスポート「M1」「M1T」、スイッチングハブ「N8」の3機種。

カスタム仕様のトロイダルトランスと、35000uFを超える大容量コンデンサーを搭載。5V/2Aのパワーサプライ回路を2系統備えており、両回路はトロイダルトランスの巻線から完全セパレートし、相互の干渉を徹底して排除するシンメトリカルサーキット設計を採用する。

また漏電磁束対策のためのエポキシ製カバーや、大型ヒートシンクも搭載。本体はCNC加工されたアルミ素材となっている。最大消費電力は60W。

入力(AC)は100-120V or 220-240V、50Hz/60Hz、0.5A。出力はDC端子とUSB端子を2個ずつ、それぞれの回路用に装備している。外形寸法は155.2W×122.4D×57.9Hmmで、質量は1.6kg。電源ケーブルとDCケーブルが付属する。

F1の背面図

同時発売のアップグレードDCケーブルは、銀と赤銅を線材に採用し、干渉を防ぐ2芯(+、-)独立構造としたモデル。+/-で組み合わせを変えた4種類「B05V050SS」「B05V050SR」「B05V050RS」「B05V050RR」をラインナップする。

線材の組み合わせ違いで4モデルをラインナップ(写真は「B05V050SS」)

ケーブルには剛性と対静電容量に優れるテフロン材を用いた3重構造のジャケットを装備。ターミナルは純銅シェル、カーボンハウジング、ゴールドメッキコンダクターで構成される。ケーブル長は50cmで、入力は5V or 12V。

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