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Inter BEEで初披露を予定

GENELEC、スタジオモニター「The Ones」にシリーズ最大モデル「8361A」や専用サブウーファーを追加

編集部:小澤貴信
2019年09月06日
ジェネレックジャパンは、プロオーディオ・ブランドGENELECのモニタースピーカー「The Ones」シリーズに、同軸3ウェイ・アクティブスピーカー「8361A」と「8351B」、サブウーファー「W371A」を追加することを発表した。価格や発売日は現時点でアナウンスされていないが、いずれも11月13日から幕張メッセで開催される業務用機器・放送機器展「Inter BEE」で初披露される。

The Onesのフルラインナップ。手前左が「8361A」、中央左が「8351B」。奥が「W371A」

The Onesは同軸3ウェイ構成のアクティブ型モニタースピーカーのシリーズ。いずれも3ウェイ・4スピーカーの同軸ドライバー構成を採用。独自の音響補正技術SAM(Smaert Active Monitering)およびGLM(GENELEC Loudspeaker Manager)をソフトウェアとして組み込んでいることも特徴となる。

これまで「8351」「8341」「8331」の3モデルがラインナップされていた。ここにシリーズで最大サイズとなる「8361A」、既存の8351をアップデートした「8351B」、The Onesシリーズ専用サブウーファーでスタンドも兼ねる「W3171A」が追加された。

8361Aは、The Onesの「ポイント・ソース(点音源)」の概念をさらに洗練させたというシリーズ最大モデルで、最大5mまでのリスニングポイントを想定しており、中規模サイズまでの部屋に最適とする。同クラスで最高峰というピークレベル118dBも達成している。

低歪みかつ高い音圧レベルをもたらすという新設計のウーファーを2基搭載。各ユニットの音がそれぞれキャンセルされないように音響軸上に対称レイアウトすることで、1つの巨大なウーファーのように機能させている。

The Onesのサウンドを決定づける同軸ドライバー技術「Minimum Diffraction Coaxial(MDCTM)もさらに進化。滑らかな指向性、低歪み、高い音圧レベル、40kHzまで拡張された周波数特性をもたらすとする。

また、回折を最小化するエンクロージャー技術「MDETM」も踏襲し、不要な音の色付けを排除。さらにフロントバッフル面全体を指向性制御ウェーブガイドとして機能させ、ワイドかつ色付けのないスイートスポットを実現する。アンプ部には独自のクラスDアンプを備え、ディレイ補正および室内音響補正用の20バンドEQを含む高度なDSPも搭載されている。

8351Bは、2014年に登場したシリーズ初号機のアップデートモデル。2017年に発売された8341Aのエレクトロニクス・デザイン、および8361Aのドライバー技術から着想を得て、音圧レベルの増加、追加の室内音響補正EQ、ディレイ補正、および強化された高域レスポンスなどを実現したとする。

アクティブ・サブウーファーシステムW371Aは、8341/8351/8361をシームレスに補完するようにデザインされたとのこと。「本システムをコントロール・ルーム内の最適なポジションに配置することにより、スタジオ内でメイン・モニターの利点をすべて体験することができ、さらにイメージシフトなしで二アフィールド・モニターとメイン・モニターを切り替えることが可能となる」と紹介されている。

The OnesのモニターとW371Aを組み合わせたところ

W371Aは高さ1,100mmというサイズで、組み合わせるスピーカーのスタンドも兼ねる。筐体の前面と背面に1基ずつウーファーを搭載する。また、The OnesのDSPや、同社が手がけるモニタリングシステム全体の調整・制御ソフトウェア「GML」と組み合わせることで、クロスオーバー周波数、極性、指向性などを緻密に制御して、定在波の影響などを低減するとする。

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