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アンプへの利用も可能

PS Audio、薄型筐体のクリーン電源システム「Stellar PowerPlant 3」。30万円

編集部:小澤貴信
2019年04月12日
完実電気(株)は、同社が取り扱う米PS Audioのクリーン電源システム「Stellar PowerPlant 3(Stellar P3)」を5月下旬より発売する。価格は300,000円(税抜)。

「Stellar PowerPlant 3」

背面端子部

PS Audioは、同社が “PowerPlant” と称して展開する電源レギュレーターについて、2018年に「P20」「P15」「P12」とフラグシップからミドル機までの3モデルを発売。今回、ここに新たに「Stellar PowerPlant 3」が加わる。

本製品は、以前からあったという「プリアンプやターンテーブル、ディスクプレーヤー、NASやHub・ルーターといった(消費電力が比較的小さい)製品にもPowerPlantを利用したい」という要望に応えた製品。さらには、同社が薄型筐体のアンプやDACを展開するStellarシリーズの電源製品、より入門向けの電源製品が欲しいというリクエストにも応えたものとなっている。結果、本機はStellerシリーズのシャーシに、PowerPlantの要素を凝縮した製品になったとのこと。

筐体は他のStellerシリーズのサイズ感を継承しつつ、出力は300W(合計/連続負荷)を実現した、また、Zone 2では「Regenarating」と「HCフィルター・モード」との切り換えができるため(1ゾーンのみ)、後者であればパワーアンプの接続も可能となる。HCフィルター選択時の出力は1,000W。

電源を再生成する「Regenerator」の設計は、P20/15/12と同様に、FPGAを用いてDSD変換を行いサインウェーブを最生成する方式を採用。これにより、電源を本来の姿に戻して接続された製品の持つ本来のパフォーマンスを引き出すと紹介されている。また、PowerPlantシリーズの基本機能であるマルチウェーブモードや、クリーンウェーブモードも搭載する。

電源出力は独立2ゾーン、6アウトレットで構成。基本設計には、AB級ローインピーダンスアンプ回路を採用し、従来のモデルと比較して10倍以上の低抵抗(P10/P5と比較し場合は3倍)と100倍以上の出力抵抗を実現。また、P20/15/12と同様に、85%の高効率化も実現したという。

HCフィルターにおいては、ハイグレードなカスタム仕様のポリプロピレン・フィルターを+/−のそれぞれに採用。また、輻射や電磁波から発生するノイズやRFノイズの除去に大きな効果を発揮するX2 Power Technologyを新規で開発して搭載したという。

最大ピーク電力は900 W(500W- 60秒間)、入力可能電圧は85v〜125v。外形寸法は430W×83H×210Dmm、質量は14.3kg。リモコンを標準で搭載する。

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