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豊富なオプションを用意

MSB、新ハイブリッドDACモジュール搭載のスタンダード機「Discrete DAC」。145万円

編集部:押野 由宇
2019年02月14日
アクシスは、同社が取り扱うMSB TechnologyのD/Aコンバーター「Discrete DAC」を3月より発売する。価格は1,450,000円(税抜)。カラーはシルバーとブラックをラインナップ。

「Discrete DAC」

ブランド第1号機「Analog DAC」の“最進化形後継機”を謳うモデルで、独自のDAC技術「ハイブリッドDAC」の基本コンセプトとアーキテクチャーを踏襲しながら、それをよりシンプル化した「Prime DAC」モジュールを2基搭載。これによりMSBならではの高い分解能とダイナミック特性による極めてナチュラルな音楽再生を実現したとする。

「Prime DAC」モジュール

シャーシは本体/電源ともに分厚いアルミブロックを丹念に削り出したモノコック仕様で、メカニカルアーキテクチャーはプラグイン・モジュラー方式を採用、カスタマイズ性を確保した。

これにより、標準装備となる同軸RCA、AES/EBU、トスリンク×2の計4系統のデジタル入力に加えて、最新のMSB製トランスポートからのデジタル音楽信号を超高速・超低ジッターでD/A変換する双方向レーザーによるインターフェース方式「PRO ISL」や、DSD256(11.2MHz)、PCM384kHz、MQAにまで対応するUSB入力、そしてRoonやMQAなどにも適応し、超低ノイズでネットワークオーディオを実現するというレンダラーなど、多彩なデジタル入力オプションモジュールを2系統追加で装備することを可能としている。

レンダラーモジュール

また、フェムト・クロックテクノロジーをカスタマイズした超低ジッター・マスタークロックを搭載。ジッターが多いとD/A変換時の微妙なタイミングずれが生じるためD/A変換されたアナログ信号に不自然な非高調波歪みが加わるが、超低ジッター・マスタークロックによりD/A変換のタイミングを極めて正確に保ち、音楽信号の純粋さを高いレベルで再現するという。

LEDディスプレイの点灯回路も、DACのS/Nを改善するよう配慮。インプット名やサンプルレートを点灯表示させるディスプレー制御回路のクロックはオーディオクロックにシンクロして作動する設計で、相互のクロック間の周波数干渉による悪影響を排除するとともに、ディスプレイ基板を削り出しシャーシーのシールドされたコンパートメントに収容することで、電気的干渉を大幅に低減した。

電源ユニットは別筐体の仕様

電源はセパレートリニア仕様で、電源ユニット「Desktop Power Supply」のシャーシは、本体同様に分厚いアルミブロックをCNCマシンで丹念に削り出したモノコック仕様とした。さらにトランスと整流・定電圧回路を独立収納し、電磁シールドを施している。

本体の外形寸法は432W×68H(スパイク装着時)×305Dmm、質量は本体が9.5kg、電源ユニットが2.5kg。

オプションとしては、デュアルパワーサプライ化するための「Desktop Power Supply」を210,000円、Pro ISLデジタル・赤外線レーザーインターフェース(LC-LC Fiber Single Mode Duplex光ケーブル付属)を180,000円、Quad DSD&MQA USB デジタル入力を290,000円、Audio Renderer(MkII)を350,000円で用意している(すべて税抜表記)。

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