コンパクトサイズで価格は25万円

OCTAVE、MM/MC対応の外部電源型フォノイコ「Phono EQ.2」

公開日 2016/01/08 20:03 編集部:杉浦 みな子
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フューレンコーディネートは、同社が取り扱うOCTAVEから、MM/MC対応で外部電源タイプの小型フォノイコライザー「Phono EQ.2」を1月15日に発売する。価格は250,000円(税抜)。

Phono EQ.2

電源部

本体のほかに電源供給部を付属するフォノイコライザー。本体サイズ100W×55H×167Dmm、質量0.8kgというコンパクトなサイズを実現している。筐体はアルミニウムブラック仕上げ。

本体には磁気遮蔽したシャーシを採用。外部からの電源供給スタイルとしたことにより、コード針がピックアップする超低レベルで敏感な入力電圧に、電源供給ラインからの影響を及ぼすことが無くなったことを大きな利点としてアピールしている。

本機はMM型とMC型の切り替えに対応しており、インピーダンスとゲイン値を調整してマッチングできる。インピーダンス調整は62〜1,000Ω:62, 75, 97,100, 125, 146, 170, 200, 250, 340, 500, 1,000の12段階、ゲイン調整は58, 62, 68, 72dBの4ステップで行える。また、ウーファーの保護のために微調整されたサブソニックフィルターも備えている。

仕様は、フォノMMが再生周波数特性25Hz〜20kHz(±0.25dB RIAA)で、入力感度が4mV。ゲインは50dB、入力容量は22OpF、入力インピーダンスが47kΩで、出力インピーダンスが100Ωとなる。SN比は-90dB/2.5V出力レベル。最大入力レベルは19mV(1kHz)で、全高調波歪は0.008%/5.4V RMS。

フォノMCは、再生周波数特性25Hz〜20kHz(±0.25dB RIAA)で、入力感度が100μV〜4mV。ゲインは58, 62, 68, 72dBで調整可能。入力インピーダンスは62Ω〜1kΩで、出力インピーダンスは100Ωとなる。SN比は72dB入力短絡回路時が-74dB/2.5V出力レベルで、52dB入力短絡回路時が-86dB/2.5V出力レベル。最大入力レベルは2.3mV(1kHz)で、全高調波歪は0.008%/5.4V RMS。

そのほか、コネクタ部には高品質な部材を採用し、全て金メッキで統一している。

【問い合わせ先】
フューレンコーディネート
TEL/0120-004-884

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