フローティング調整機構を搭載

ノア、独Alto-Extremoのインシュレーター「Neo Flex」を9月10日取扱い開始

公開日 2015/08/31 19:19 編集部:伊藤 麻衣
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(株)ノアは、独オーディオメーカー Alto-Extremo(アルト・エクストレーモ)社製品の取り扱いを9月10日から開始する。

Alto-Extremoは、2004年の設立以来、オーディオ機器におけるレゾナンスをいかにキャンセルし、機器の能力を最大限に引き出すかを探求して製品開発を行ってきたというブランド。

ノアの取り扱い第一弾となる製品は、マグネットの“磁力の反発”原理を応用したインシュレーター“フローティング・アブソーバー”「Neo Flex」。M/L/XLの3サイズをライナップする。

・Mサイズ(直径50mm、質量240g、対荷重0.5〜3.7kg)
 「Neo Flex M」3個セット…110,000円(税抜)、4個セット…150,000円(税抜)

・Lサイズ(直径64mm、質量455g、対荷重0.7〜8.0kg)
 「Neo Flex L」3個セット…135,000円(税抜)、4個セット…185,000円(税抜)

・XLサイズ(直径78mm、質量1,100g、対荷重1.5〜15.0kg)
 「Neo Flex XL」3個セット…198,000円(税抜)、4個セット…260,000円(税抜)

左からNeo Flex M / Neo Flex L / Neo Flex XL

本製品は、磁極が向き合った2つのネオジムマグネットを反発させ合うことで、非接触で機器をフローティングさせる構造を採用。非接触のため、機器と床面をより確実に分離できると同社ではアピールしている。微細な振動も、上部のテフロン製ダンピング・リングが吸収することで高い制振性を確保できるようにしている。

また、「フローティング調整機構」を備えていることが大きな特徴となる。特殊加工が施された防磁金属キャップはネジ式で、キャップを奥側にねじ込むと磁力の反発が大きくなり、フローティングの対負荷容量を増やすことが可能。逆にキャップを手前側に配置するほど磁力の反発が弱くなり、フローティングの対負荷容量を減らすことができるようになっている。このようなフローティング調整機構を持つマグネティック・フローティング・アブソーバーは同社製モデルが初とのこと。

カバーに磁束漏れのないアルミニウム製カバーを採用することで、左右への磁束漏れを防止。さらに特殊加工されたステンレス鋼エンクロージャーと防磁金属キャップにより、上下への磁束漏れも最小限に抑えたとしている。

【問い合わせ】
(株)ノア
TEL/03-5272-4211

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