クロック分配器としても使用可能

Sound Warrior、小型ハイレゾシステム向けのクロックジェネレーター「SWD-CL10」

2015/02/20 ファイル・ウェブ編集部
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城下工業(株)は、自社オーディオブランドのSound Warriorから、ハイレゾ対応の小型オーディオシステム“SW Desktop Audio”シリーズの新モデルとして、クロックジェネレーター「SWD-CL10」を2月下旬より発売する。価格は60,000円(税抜)。

SWD-CL10

SW Desktop Audioシリーズは、CDトランスポート「SWD-CT10」、USB-DAC「SWD-DA10」、真空管バッファー内蔵D級アンプ「SWD-TA10」の3機種をラインナップするデスクトップサイズのハイレゾ対応小型システム(関連ニュース)。今回発表のSWD-CL10は、これら3機種と同じ筐体サイズでラインナップされた小型のクロックジェネレーター。

上記製品のうち、CDトランスポートとUSB-DACの2機種が外部クロック入力用のBNC端子を備えている。同2機種をSWD-CL10と組み合わせて高精度クロックで同期動作させれば、より高精細な再生を行えるとアピールしている。なお、本機はSW Desktop Audioシリーズ以外のデジタル機器と組み合わせてクロック供給を行うこともできる。

本体に搭載するTCXO温度補償水晶発振器(0.28ppm)によって生成したワードクロック信号を出力するほか、超高精度な10MHzルビジウムクロックやGPSクロックなどを外部から入力して各ワードクロックを生成することも可能。スーパークロックにも対応するが、スーパークロックは1、2chのBNCコネクタからの出力で、3、4chはワードクロック出力となる。

対応サンプリング周波数は、44.1、48、88.2、96、176.4、192kHz。入力はBNCコネクタを1系統搭載。出力はBNCコネクタを4系統、S/PDIF出力(RCA)端子を1系統搭載する。

44.1〜192kHzに対応。

端子部

また、本機はクロック分配器としても使用可能。マスターとなるクロックジェネレーターとSWD-CL10を接続することで、入力した外部クロック信号からの同期動作を最大4系統まで分配することができる。

外形寸法は146W×40H×165Dmm(突起物含まず)。付属品としてACアダプター、縦置き用パネルシート、保護クッションを同梱する。

【問い合わせ先】
城下工業
TEL/0268-22-0612

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  • ジャンルその他
  • ブランドSound Warrior
  • 型番SWD-CL10
  • 発売日2015年2月下旬
  • 価格¥60,000(税抜)
【SPEC】●対応サンプリング周波数:44.1/48/88.2/96/176.4/192kHz ●入力端子:BNC×1 ●出力端子:BNC×4、S/PDIF出力(RCA)×1 ●外形寸法:146W×40H×165Dmm(突起物含まず)