Aurender、USB-DAC直接接続できるDSDネットワークトラポ「X100L」

（株）エミライは、同社が取り扱うTVLogic社のAurenderブランドから、USB-DACとの接続を想定したDSD 5.6MHz対応のネットワークトランスポート「X100L」を11月10日に発売する。価格は472,500円（税抜）。

合計8TBの内蔵HDDを搭載し、USB-DAC接続用のUSB 2.0端子を1系統、データ転送用USB端子を2系統備えるネットワーク対応トランスポート。最新世代のUSB出力用回路を搭載し、本機に接続したUSB-DACからPCレスでネットワーク音楽再生できる。USBメモリー内の音楽データを本機の内蔵HDDに自動コピーしたり、USB接続型ディスクドライブを使用してCDのリッピングを自動で行うことが可能。OSには、オーディオ再生向けにカスタマイズを施したLinuxを採用している。

対応フォーマットはAIFF／ALAC／FLAC／WAV／M4A／APE／DSF／DFF。DSD出力は最大5.6MHzまで対応しており、DoP方式をサポートする。PCM出力の対応サンプリングレートは、接続したDAC側の仕様に依存する。

容量120GBの内蔵SSDをデータのキャッシュとして利用するシステムで、音楽再生中のHDD動作を最小限に抑え、省電力動作を実現するとしている。

筐体はファンレス構造とし、優れた放熱設計を採用。内蔵HDD部には、ダンパーによる制振構造を投入している。また、低ノイズスイッチングパワーサプライも搭載する。

本体サイズは215W×83H×355Dmmで、質量は約7.5kg。フロントパネルにはアクティブマトリクス方式の有機ELディスプレイを搭載。なお、iPad対応の専用コントローラーアプリからの操作も行える。本体ディスプレイや各種メニュー・設定画面などは日本語環境に完全対応している。

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