オーディオアクセサリ―149号の豪華付録CDを1曲ずつ紹介します

大判化新装刊!AA誌149号付録の豪華CD紹介 − Track9:北島直樹ソロピアノ「金野貴明作曲:未来への扉」

2013/06/11 季刊オーディオアクセサリー編集部
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5月21日(火)に発売した大判化新装刊『季刊・オーディオアクセサリー149号』の付録CD、ティートックレコーズ提供『ハイクオリティ・サウンド・サンプル』がたいへん好評です。アンケートはがきも続々と届いており「付録CDの音が良かった」「付録CDはジャンルが多岐にわたっていてレファレンスCDとしても使える」というコメントを多くいただいております。


5月21日発売の『オーディオアクセサリー149号』(1,300円)大判化記念号

本誌大判化記念企画 ティートックレコーズ・ コンピレーションCD全11曲
まだお聴きになっていない方のために、編集部から1曲紹介させていただきます。
本日は、北島直樹さんのソロピアノ演奏についてです。

北島直樹さんは、松本英彦、日野元彦、本田俊之のグループに参加し、阿川泰子のアルバム『ジャーニー』『サングロウ』でアレンジを担当したことがきっかけとなってCM音楽の制作、アレンジやスタジオワーク、和田アキ子、岩崎宏美のツアーやテレビなど、幅広い音楽活動を精力的に行ってきたジャズピアニスト。
現在は、寺井尚子カルテットの活動を中心に活躍中で、アルバム『アンセム』から最新作『ジェラシー』まで、作曲家としても才能を発揮しています。


ピアニスト北島直樹さん
今回、オーディオアクセサリ―誌付録CDで弾いているのは、「未来の扉」という楽曲です。
この「未来の扉」を作曲したのは、ティートックレコーズの金野貴明代表。

被災地発信ソング「未来への扉」を歌うプロジェクトで、指揮をする金野貴明代表

「未来への扉」プロジェクトに参加して歌う一般の方々
3.11東日本大震災で被災された方々が、自ら元気を出し、支援に対して感謝し頑張って行こう!という決意表明をしている“被災地発信ソング”です。ティートックレコーズは、2012年にこの「未来への扉」を歌い収録するプロジェクトを数ヶ月にわたって行っており、全5県12会場で延べ700人以上が参加しました。

北島直樹さんが弾いている「未来の扉」は、とても心のこもった美しい演奏で、北島さん個人の被災地への思いや、「未来への扉」プロジェクトへの共感やそこで歌われた歌への感動が表れているように感じます。


ティートックスタジオでの収録の様子。ピアノはスタジオ常駐のベヒシュタイン

この音源が収録されている北島直樹さんのアルバムもまもなく(6月19日)に発売となります。アルバム全体としてはトリオ編成で収録したものがたくさん入ったジャズアルバムとなっています
この楽曲自体も美しく、一度聴くと何度も自分のなかでこだましてしまうような、印象的なメロディーです(いまはカラオケにも入っているそうです)。

ぜひ、聴いてみてください。

季刊・オーディオアクセサリー149号 付録CD
『ティートックレコーズ・コンピレーション』
<トラック9>
アーティスト:北島直樹
収録曲:金野貴明作曲:未来への扉
ジャンル:ソロピアノ
収録アルバムタイトル:北島直樹『Moon on The Mysterious Lake』[XQDN-1039]
レーベル:ティートックレコーズ
発売日:2013年6月19日 価格:¥3,000 通常盤CD

<ティートック金野貴明氏による「聴きどころ」>
ティートックスタジオの2007年製ベヒシュタインセミコンサートグランド。トラック7で収録されているビンテージピアノとはまた違った、若さあふれる煌びやかなサウンドです。僕の作曲した被災地発信ソング「未来への扉」を北島さんの卓越した演奏とドラマティックなアレンジで収録。前半の透き通る静かにゆったりとした演奏から、後半にかけてフォルテしていくDレンジの広いソロピアノに酔いしれていただければと思います。

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