データフォーマットはFLAC

クリプトン、「HQM STORE」で192/176.4kHz配信を開始 − 第一弾はカメラータ・トウキョウの2作品

2010/10/25 ファイル・ウェブ編集部
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(株)クリプトンは、同社が運営する高音質音楽配信サイト「KRIPTON HQM STORE」にて、サンプリング周波数176.4kHzおよび192kHzのデータ配信を10月より開始。第一弾として、カメラータ・トウキョウから提供される2作品を発売している。

これまで同サイトでは96kHzでの高音質配信を行っていたが、それを上回るサンプリング周波数での配信を開始した。第一弾として配信されるのは「ZYKLUS(1959)」と「BOISMORTIER」の2作品。

データはFLACフォーマットで配信されるほか、「ZYKLUS(1959)」については非圧縮のWAVフォーマットでデータを記録したDVD-ROM(品番:HQMP-00020)も発売される。作品の詳細は下記の通り。

■ZYKLUS(1959)(品番:HQMA-00020)

現代音楽の巨匠シュトックハウゼンが作曲したパーカッション曲を吉原すみれが演奏している。1980年にアナログ録音されたものを192kHz/24bitでデジタルリマスターした。

アナログ録音のテープ速度が、通常の38cm/秒に比べて2 倍となる76cm/秒であるため、通常のテープ録音では実現出来なかったS/N比の向上と、抜けの良い高域再生が実現しているという。

■BOISMORTIER(品番:HQMD-10009)

後期バロック時代にパリで活躍したジョセフ・ボダン・ド・ポワモルティエの作品集。イタリアの著名なアーティスト達がトリオで演奏している。2009年10月、中部イタリアのウンベルティーデで収録された176.4kHz/24bitの最新デジタル録音。

【問い合わせ先】
(株)クリプトン
infoj2104@hqm-store.com

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