菅野沖彦氏の“録音の歴史”をまとめた「菅野レコーディングバイブル」が発売中

2008/02/04
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菅野レコーディングバイブル
弊社「季刊・analog」誌の筆者でもあり、Phile-webでも「菅野沖彦 ピュアオーディオへの誘い」が好評掲載中のオーディオ評論家・菅野沖彦氏。録音制作家としての氏のさまざまな業績について、評論家の嶋護氏が研究しまとめ上げた「菅野レコーディングバイブル」(税込4,800円)が、昨年9月20日より発売中だ。

菅野氏の録音を三期に分けてその流れを分析した読み物に加え、氏が録音を手掛けたLP/テープ/CD/SACDを年代順に並べたディスコグラフィー、氏が主宰したレーベル「オーディオ・ラボ」のレコードリストなどの貴重な資料も掲載。特に優れたディスクを選出し、録音という観点からその音質や音楽性を評価する試聴レポート“菅野録音ベスト・オブ・ベスト”も掲載している。

さらにセレクションディスク(CD/SACDハイブリッド)も付属しており、菅野氏の録音を実際にその耳で体験することができる。是非お手に取ってみてはいかがだろうか。

■付属ディスク収録曲

1.ボタームンド〜シュタルケル:パガニーニの主題による変奏曲(1970)
ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ)

2.J.S.バッハ:オルガン・コラール「人よ汝の罪の大いなるを嘆け」(1971)
アマデウス・ウェーバージンケ(オルガン)

3.J.S.バッハ〜シロティ:前奏曲ロ短調(1972)
宮沢明子(ピアノ)

4.ショパン:夜想曲(作品9)第1番(1973)
宮沢明子(ピアノ)

5.武満徹:エクリプス(1970)
横山勝也(尺八)、鶴田錦史(琵琶)

6.エル・チョクロ(1970)
高橋忠雄(指揮)、グラン・オルケスタ・ティピカ・ケンウッド

7.嘘は罪(1974)
世良譲&ヒズ・フレンド

8.ミーン・トゥ・ミー(1974)
世良譲&ヒズ・フレンド

9.ホワット・イズ・ゼア・トゥ・セイ〜ハロー・ドーリー(1973)
マーサ三宅

10.ユー・ドゥ・サムシング・トゥ・ミー(1978)
増田一郎クインテット

11.ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ(1978)
増田一郎クインテット

12.クライ(1980)
西条孝之介

13.アイ・リメンバー・クリフォード(1981)
西直樹、高橋達也

(Phile-web編集部)

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