「DENON CLASSICS CREST 1000」から、No.71とNo.72を紹介!

公開日 2003/04/10 12:30
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(左)マーラー「交響曲第2番<復活>」(右)マーラー「交響曲第3番」
●コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社から3月26日に発売された「DENON CLASSICS CREST 1000」の第2回発売より、No.71・マーラー「交響曲第2番<復活>」とNo.72・マーラー「交響曲第3番」をご紹介する。

「CREST 1000」とは、コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社から、DENON不滅の名盤を驚異の価格で発売されたシリーズである。第1回発売後の圧倒的な要望に応え、いよいよ第2回を発売する。

「CREST 1000」シリーズ及び第2回発売の特長

1・クラシックの超名演奏を厳選
・デンオン、スプラフォン(チェコ)、オイロディスク(ドイツ)の各レーベルから優れた演奏であることを優先に選択。
・レコード・アカデミー賞、「レコード芸術」特選/推薦、「朝日新聞」試聴室推薦などの高い評価を得たものを多数収録。
90年以降の新しい録音盤を惜しみなく投入。
・鮫島有美子、田部京子、有田正広、寺神戸亮ら日本人アーティストの代表盤も収録。
・ザンデルリンク、アンチェル、コンヴィチュニーなど再発売の熱い要望が数多く寄せられていたアナログ録音時代の巨匠たちの名演も復活。
・今回は2枚組セットも多数投入しているため、インバルのマーラーの交響曲全集なども第1回発売分と合わせれば全曲が揃えられる。

2・デンオンが誇る優秀録音
・1972年のスタート以来、世界から高い評価を得てきたデンオンPCMデジタル録音の音源を中心に選択。
・20ビット録音を始めとする、MS(マスターソニック)方式の高音質録音。
・アナログ録音盤では可能な限り、オリジナル・マスターテープから20ビット・マスタリングを行った音源(MSマスタートランスファー)を使用。

3・1枚\1,000(税抜)、2枚組\1,500(税抜)の驚異の価格

4・オリジナル・ジャケットを一部を除き使用。

なお、以下の点に注意してもらいたい
・一部を除き、過去に発売になったタイトルの再発売。
・解説はオリジナルではない。
・声楽作品の歌詞、及び歌詞対訳は付いていない。
・完全限定発売(各10,000枚)

◆No.71 マーラー「交響曲第2番<復活>」

・精緻にして共感あふれる新時代のマーラー像を打ち立てた不滅の名演。複雑なスコアのすみずみに光をあてた正確・精緻な演奏でありながら、その音楽は深い共感に貫かれており、終楽章に向けての吹き上がる感動などまことに比類がない。ゾッフェル、ドナートの歌唱も秀逸。

・発売元:コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社(DENON)
・ディスク番号:COCO-70471〜72
・価格:定価 \1,575
・エリアフ・インバル指揮
・フランクフルト放送交響楽団、
・ヘレン・ドナート(ソプラノ)、ドリス・ゾッフェル(アルト)、北ドイツ放送合唱団、デイル・ワーランド・シンガーズ 
・録音:1985年「PCMデジタル録音」
・推薦:レコード芸術推薦

◆No.72 マーラー「交響曲第3番」

・マーラーの世界観を託した傑作。4管編成のオーケストラ、アルト独唱、女声合唱、少年合唱を伴う大規模な編成によって自然と永遠の愛を描く大作交響曲。ここでもインバルとフランクフルト放送響は恣意的表情を廃しマーラーのスコアそのものをして雄弁に語らせている。ゾッフェルの名唱を経て曲は絶美の終止を迎える。

・ 発売元:コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社(DENON)
・ディスク番号:COCO-70473〜74
・価格:定価 \1,575
・エリアフ・インバル指揮
・フランクフルト放送交響楽団、ドリス・ゾッフェル(アルト)、リンブルク大聖堂少年合唱隊、フランクフルト聖歌隊女声合唱団
・録音:1985年[PCM デジタル録音]
・推薦:レコード芸術推薦

◆エリアフ・インバル
・指揮者。1936年エルサレム生まれ。バースタインの推薦で奨学金を得て、パリ音楽院で学ぶ。63年グイド・カンテッリ指揮者コンクールで1等を受賞後、各地で活動を開始。74年から89年までフランクフルト放送交響楽団の音楽監督、同楽団を世界的なレベルに引き上げた。レパートリーは古典派から20世紀音楽まで幅広いが、特にマーラー演奏は定評がある。95年から2000年まで東京交響楽団の特別主席指揮者、現在はベルリン交響楽団の主席指揮者。

以後、定期的に「DENON CLASSICS CREST 1000」の第2回発売(No.71〜No.140まで)を紹介していくので、クラシック初心者から耳の肥えたクラシック見巧者まで幅広い人々に、クラシックの世界を是非とも堪能して頂きたい。

(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

問い合わせ先
コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社
п@03-3584-8111
FAX 03-3584-5176

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