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公開日 2026/05/19 06:30
Fuji Furnitureの2026新作コレクションをレポート

妥協なき座り心地のカスタム自由なFuji Furnitureの新作ソファでデザインライクなリビングシアターへ!

遠藤義人

冨士ファニチアが2026新作コレクションを発表。東京・東新宿のFuji Furniture東京で発表会を開催した。


Fuji Furnitureが9つのコレクションをお披露目


冨士ファニチアは、徳島に本社を持つ1956年創業の家具メーカー。 ”創造的破壊から生まれる価値により、だれもが「人生の主人公」に” をキャッチフレーズに、2010年にはブランド改革を実施。オリジルナルブランドであるFuji Furnitureを発表以来、完全受注生産している。


直営店はここ東京のほか、名古屋、大阪、徳島、福岡にもあり、昨年25年には東京・五反田TOC内にアウトレット店もオープンした。ZoomやLINEをつかったオンラインセッションも用意する。



Fuji Furniture 東京


今回発表・発売されたのは、完全新作の「Note(ノート)」ソファのほか、人気シリーズの追加バリエーションや発展モデルなど9つのコレクション。ここでは中でもリビングダイニングシアターで活用したいモデルを中心に紹介する。


「Note」大画面を共有するもよし、バラバラにスマートデバイスで音楽も


最も目を惹いたのは、インハウスデザイナー田中智也が手掛けたソファ「Note」。開発に2年を掛け、これまでにないソファをFuji Furnitureとして実現することを目指した。


Noteには、新たなページを “記録する” という意味づけとともに、音楽の “音符” のように空間に溶け込む存在でありたいという想いが込められている。


通常の背と肘掛けがあるスタイルのほかに、L型コーナーや1シーター背なしといったモジュールを組み合わせることで、多彩なレイアウトが可能。また、ボリューム感のある背を持ちながら足元は軽快。日本の住宅空間に合わせた現実的なサイズに抑えられていることなどが、その証左である。



Noteで、昨今のリビング事情を反映した「各自がスマートデバイスを眺めて自由なスタイルで音楽を愉しむ」アイランド型(グレー)を組む




同じNoteで、ひとつの画面を共有する囲みスタイルを組むことができる


また、座り心地も上質かつ機能的。ファーストタッチは軽快ながら、最後はしっかりと体を支える独特の座り心地は、長時間のリビングシアターシーンにうってつけだ。


それは内部構造をゼロから見直したことの賜物で、シリコン綿混合フェザーがソフトなファーストタッチに寄与、積層ウレタンを介して、構造体自体に伊INTES社製「エラスベルト」を採用することできっちりした座を実現している。


自然ともたれ掛かりたくなる角度など、製造に手間がかかるところを惜しまず「あくまでユーザーフレンドリーであるべき」と、座り心地にもこだわっている。



スチールにありがちなシャープな脚を木で表現。このようにアール(曲面)になったモジュールではとくにこの脚が映える




「Note」と組み合わされていたテレビボード「Pur」




AVアンプが収納できる棚や背面クリアランス、天面とのHDMIケーブルでの配線を意識した切りかけ、背面に4口コンセントが付属し壁面コンセントには1本で差し込めるといった工夫も


「Agio Advance」ゆったりした座り心地はリクライニングいらず


曲げ木構造を生かしたロングセラーのソファ「Agio(アージオ)」の進化形として、「Agio Advance」が誕生した。


アームレストの高さや長さ、座面の高さや奥行きの変更、バケット形状の採用など再設計したポイントは多岐にわたるが、何より座り心地がオリジナルのAgioとまったく異なる。



右肘、肘無し、左肘を組み合わせた3Pや、1Pにスツールという組み合わせも可能


座が後傾し、より深く座ることができることによる安心感と、立体的に体全体を包み込むようなサポート感は、昔のクルマのシートに対する最近の輸入車のシートと例えたい。ホームシアターに好適で、リクライニングがなくても長時間快適に過ごせる。


また、リビングシアターでソファを考える場合、2Pにするか3Pにするか悩むもの。このAgio Advanceのように一脚ずつなら必要に応じて増減できる柔軟性もある。



写真左のブラウンがオリジナルAgio。座るとはじめてまったく異なることを実感できる


ダイニングシーンを彩るアイテムや小林幹也の新作も


“Kotiシリーズ” チェア/ベンチ


フィンランド神話に登場する家の精霊「kotitonttu(コティトンッツウ)」という名の由来通り、Fuji Furnitureのブランドを牽引してきた鈴木一司による代表作 “Kotiシリーズ” に「Koti Noa」チェアとベンチが登場。



「Koti Noa」チェアとベンチ


端正なデザイン美はそのままに体を優しく支える構造へ改良を施したチェア、そして奥行き座面を455mmと深く取ったベンチが、家族や友人たちとのゆとりのダイニングシーンを演出してくれるはず。



チェアは体を柔らかく支える構造に改良し、くつろぎと快適性をアップデート




ベンチはボリューム感のあるクッションとシャープなフレームが特徴


 “Owl(アウル)シリーズ” テーブル


自然の儚さと力強さが共存する、鈴木一司による “Owl(アウル)シリーズ” に、2本脚のテーブルが追加。



Owlダイニングテーブルとチェア


袴のように末広がりの脚部が特徴的で、大地に根ざす大木のようでもあり、座る者の膝元がスッキリ収まりがよく実用的でもある。美しさと機能性が両立した優れたデザインだが、脚部自体に金属などの補強は内蔵されておらず木だけで実現しているという。


また、チェアも要望が強かった背面無垢仕様を実現している。



袴のように末広がりの脚部


そのほかにも、小林幹也デザインの「Sui(翠)」スツールなどが展示されていた。



Suiスツール




Suiスツールは、脚は曲げ木だが太くて握りやすい形状だったり、座が削り出しで中心に窪みがあったりなど、スタッキングチェアなどとは異なる幹也さんっぽさが随所に見られる




Suiチェアとの組み合わせも





Fuji Furniture 東京


東京都新宿区新宿6-24-20 KDX新宿6丁目ビル1F
TEL:03-3209-3661
営業時間:10時00分 – 17時30分
定休日:火曜日、水曜日







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