トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > コラム記事一覧

公開日 2026/03/24 06:40
【連載】ガジェットTIPSリターンズ

AI補正でも直せない! ニュース番組の端の人が太って見える理由とは

海上 忍

テレビのニュース番組を見ているとき、最初は画面中央で話していたアナウンサーがフリップの右横へ移動したところ、なんとなく太めに感じられた……そんな経験がある人は多いはず。どの番組、どのチャンネルでも似たような傾向を感じますから、そういうもの、と安易には片付けられませんよね。



推しのアナウンサーが太めに感じる理由とは(画像はイメージです)


このテレビ番組の横端に映る人物は太って見えがちな問題の原因は、スタジオ収録で使われることが多い広角レンズの特性にあると考えられます。広角レンズで人物を大きく映そうとすると、画面端では被写体が斜め方向に広がり、結果として少し太ったように見えてしまうのです。これはレンズの歪みなど品質に起因する問題ではなく、そもそも広角レンズが「遠近感の誇張」を目的にしていることが原因といっていいでしょう。


太って見えることには、広角レンズに特有の歪曲収差による影響も含まれますが、その影響を低減するとされる低歪曲レンズを使っても問題は解決されません。実際、最近のスマートフォンの多くは、AI/機械学習の成果をふまえ、広角カメラでソフトウェアレベルの歪み補正を行っていますが、画面端の歪みは抑えられるものの完全になくなるわけではありません。


つまり、広い画角でスタジオ全体を収めたい、狭いスタジオを広く見せたいという目的のため広角レンズを使う以上、画面横端に映る人物が太って見えがちな問題を根本的に解決することはできません。推しのアナウンサーが画面の端に現れたときには、"引き算" して見ることにしましょう。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 ジョーシンWebショップ、阪神タイガース優勝記念セールがスタート
2 ヘッドホン加水分解の悩みにサヨナラ! オーディオテクニカの交換用ヘッドバンド「HP-HBM50x」を試してみた
3 レグザ、評論家・本田雅一氏宅への100V型RGB Mini LEDテレビ搬入に密着ロケ。第3回は大型クレーンが登場
4 アップルやANKERなど「プライム感謝祭まで購入を待つべき」なのはコレ!
5 ソニー「Xperia 10 VIII」、直販9.9万円で10月8日発売。「鬼滅の刃」などへの着せ替え新機能も
6 FIIO、ステレオスピーカー内蔵のポータブルFMラジオ「RR13」。ドングル型アンプとしても使用可能
7 パイオニア、東北パイオニアを吸収合併。サウンド事業を本社に集約
8 FIIO、フル真空管プリメインアンプ「EA13」。EL34など合計6本の輸入真空管を搭載
9 東宝SF特撮の金字塔が4Kで蘇る。『モスラ』『ラドン』『地球防衛軍』など計5作のUHD BDを徹底解剖!
10 SHANLING、真空管搭載DAP「M7T Master」。AKMセパレートDAC/最大1020mW出力
10/5 10:40 更新

WEB