VOD／ネット動画の時代とはいえ、放送波の受信に対応した「テレビ」は家庭の必需品。バラエティや趣味の番組はさておき、ニュース/報道番組のような速報性の高いコンテンツは放送波ならではです。台風や地震などの災害発生時にはテレビをつけたままにする、という人も多いのではないでしょうか。

そんなテレビ／放送波を見るには、「アンテナ」も重要。最近では、集合住宅を中心にケーブルテレビを利用する世帯も増えていますが、戸建てではアンテナを選ぶことが一般的。そう、魚の骨格のようなアレ...と思ったあなた、情報が古くありませんか？

近年家庭向けで増えているのが「デザインアンテナ」。平面アンテナや壁面アンテナとも呼ばれる、遠目には板のように見えるボックス型のアンテナです。そのデザインとカラーバリエーションにより住宅の美観を損なわないうえ、屋根の下など目立ちにくい場所に設置できることがウケています。屋根に太陽光パネルを設置予定の場合も、競合しません。

気になるのは受信性能ですが、一般的な骨格状のアンテナ（八木式アンテナ）には及ばないとされるものの、デジタル放送はブースターの設置である程度補えます。そのぶんイニシャルコストは高くなる傾向にありますが、ビジュアル的には断然上。テレビアンテナを設置するときには、八木式アンテナとデザインアンテナ両方の見積もりを依頼してみては？