トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > レビュー記事一覧

公開日 2023/09/09 07:00
ドルビーアトモス対応で映像視聴にも実力を発揮

“自分好みの音”がする低遅延ワイヤレスヘッドホン!コルセア「HS80 MAX WIRELESS」がエンタメ性能抜群

草野晃輔

前のページ 1 2 次のページ

「eスポーツ」が広く知られるようになって久しい。ゲーム競技の発展と共にその裾野は拡がり、ツールであるゲーミングデバイスも進化を遂げてきた。このeスポーツ文化を黎明期から支えてきた企業の一つであるCorsair(以下コルセア)が、ワイヤレス対応ゲーミングヘッドセットの新製品「HS80 MAX WIRELESS」をリリースした。立体音響をサポートし、音響のパーソナライズ設定も可能と多機能、高性能を追求したモデルに仕上がっている。今回はこのHS80 MAX WIRELESSの魅力を紹介しよう。




■ゲーミングを知り尽くしたコルセアによる、最先端が詰まったヘッドセット



製品を紹介する前に、コルセアという企業について触れておきたい。同社は、米国に本社を置くPCパーツメーカー。創業は1994年で、当初はキャッシュメモリの製造が主であった。この技術力を武器に、1990年代後半に高品質なPCパーツを次々と展開していく。ちょうど同じ時期、自作PCを中心に性能を規定以上に高める「オーバークロック」がブームを迎える。2000年代に入ると、米国を中心に行われていた、PCを持ち寄ってゲームをする「LANパーティ」から派生して、競技としての「eスポーツ」が誕生。世界に拡がっていった。

そんな、PCパーツに高性能、高品質が求められるようになっていく時期に高い評価を得たのが、コルセアの製品たち。高負荷に強く信頼性が高いことから、瞬く間にエンスージアスト(熱狂的な愛好家)達の支持を獲得。ポジションを確固たるものとした。今やコルセアのメモリ、電源ユニット、CPUクーラー、キーボード、オーディオデバイスなどは、ゲーミング用途のみならずハイエンドPCを志向する人たちの垂涎のアイテムとなっている。

HS80 MAX WIRELESSは、そんなコルセアのワイヤレスゲーミングヘッドセットで上位となるHS80シリーズの最新モデル。高性能、高音質のヘッドセットに昨今のゲームシーンに求められる機能を詰め込んだ大注目のアイテムだ。

「HS80 MAX WIRELESS」(¥OPEN:予想実売価格は税込24,980円前後)。カラーはSteel Grayとホワイトの2カラーを展開

デバイスとの接続はワイヤレスのみで、付属ドングルによる2.4GHz無線接続とBluetooth接続の両方をサポートする。ドングルはPCやPlayStation 5(PS5)/PlayStation 4と組み合わせられ、低遅延・高音質で伝送できる。スマホやニンテンドースイッチなど、ドングルに対応していないデバイスはBluetooth接続を利用する。USB-C端子も備えるが、これは充電専用だ。なお、バッテリー駆動は、ドングルを使った2.4GHz接続が最長65時間、Bluetooth接続では130時間と脅威のロングライフを誇る。

付属のUSBドングルを利用することで、PCやPlayStationなどと低遅延ワイヤレス接続ができる

本体に搭載する操作ボタンは電源、音量調整、Bluetooth機能の3点。USB-C端子は充電用となる

本機の魅力の一つが、付属ドングル接続時に立体音響に対応しゲームへの没入感を大幅に高められること。PCやXboxシリーズ接続時にドルビーアトモス、PS5では「Tempest 3Dオーディオ」といった具合に複数の方式をサポートし、遊び方の幅が広いのが嬉しい。

ドライバーユニットは50mmと大型のネオジムドライバーを搭載。ハウジングはオーバーイヤータイプで、シリーズに共通する直線と曲線を組み合わせたデザインだ。ヘッドバンドとハウジングをつなぐアーム部分は樹脂製ながらも、ガッチリとした堅牢な作り。高級感がありながらゲーミングデバイスならではのワクワク感も上手に演出している。

イヤーパッドは表面にソフトな肌触りの布を使っており、通気性に優れる。大柄で厚みがあるパッドのおかげもあり、側圧はズレにくい強さを保持しながら、圧迫感が少ない。実際、連続で4時間ほど利用したが痛くならなかった。

ふっくらとしたイヤーパッドは肌触りもよく、長時間の装着でも痛みを感じさせない

ヘッドバンドは、アーチ状のベース部分に、平らなひも状の支えを組み合わせる。アーチの裏側と支えの両端にベロクロが付いており、長さを調整できる仕組みだ。支えの中央にはクッションが備えられ、ここが頭頂部を支持。ベース部分が頭から浮いたような状態で、頭頂部が安定する。頭を動かしてもずれにくく圧迫感が少ないため、ゲームに集中しやすい。

中央にクッションが備えられた支えが頭頂部をサポート。

支えの部分は強力なテープで長さ調整が行える

ハウジングの左チャンネルにはボイスチャット用のブームマイクを搭載。下に降ろすとオン、上げるとミュートになる。いちいち画面から切り替える必要がなく便利だ。側面にある帆を模したロゴは通電時に点灯し、ゲーム時の雰囲気を盛り上げてくれる。

カスタマイズ機能が充実しているのもポイントだ。PC用にコルセア独自のデバイス制御ソフト「iCUE」が提供されており、ハウジング側面のロゴのカラー設定や、各種ボタンの機能割当てなどが可能。音質面では5種類のプリセットを用意するサウンドイコライザーのほか、自分の声とそれ以外の音を識別して音声をクリアーにする「NVIDIA Broadcastテクノロジー」、Sonarworks社の技術による音質カスタマイズ機能「SoundID」などを備える。

コンテンツの楽しみを底上げしてくれる、買って間違いなしのモデル

前のページ 1 2 次のページ

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 パナソニック、レコーダー愛用者へ録画保存に関する調査を実施。約7割が将来の保存手段に不安
2 『ARASHI LIVE TOUR 2014 THE DIGITALIAN』などライブ映像3タイトルがPrime Videoで配信開始
3 全録×クラウド保存のメリットとは? パナソニック、ブルーレイレコーダー「全自動ディーガ」2026年最新モデル
4 女子プロゴルフ「富士通レディース 2026」10/15から4日間の放送・配信予定
5 令和版“ラジカセ”から中古カセット、修理工房まで。カセットラバーが集う「CASSETTE WEEK MARKET」レポート
6 「iPhone Air」をAmazonプライム感謝祭でさらにお得に買う方法
7 8万円台で本格7.1ch!JBLサウンドバー「BAR 800MK2」が史上最安値、プライム感謝祭
8 Bluetooth、2027年めどに「次世代Hi-Fiワイヤレスオーディオ規格」を確立へ。日本法人も設立
9 マツダ「CX-5」は音も“5つ星”。居心地の良さを追求したBoseサウンドを体験
10 カリモク家具、オーディオデザイナーDevon Turnbullとの新ブランド「音の家具」
10/16 14:05 更新

WEB