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公開日 2026/05/21 12:31
IoT製品ではなく「照明」

照明メーカーとしてのこだわり。スマート照明「Philips Hue」は生活にどう役立つ?

編集部:平山洸太
シグニファイジャパンは「Philips Hueで暮らしをアップデート」と題したワークショップを開催。マンションの部屋の中に同社スマート照明を設置し、実際のユースケースに合わせた提案を行った。

Philips Hueは2013年にスマートフォンで操作できる照明として誕生。同社の調査によると、スマート照明の認知度としてナンバーワンのブランドだとしている。

スマート照明を提供する企業は他にも多くある。だが、同社コンシューマー事業部 事業部長の岩下僚氏によると、IoT製品のひとつとして照明をラインナップする他社とは異なり、照明メーカーとしてこだわった製品を作っているのが強みだそうだ。

たとえば、日本独自のE17口金電球のモデルも用意。また、Zigbee通信を採用することで、反応速度や通信の安定性にも配慮している。アプリから調光や調色をした際、すぐに切り替わるのではなく、滑らかに変化していくのもこだわっている点だという。

工事なしで簡単に設置できる製品を中心にラインナップしており、単なる照明だけではなく、フィラメント電球やガラス製のライトガイド電球、ライトリボンといった演出用のライトにも力を入れている。加えて、スマートフォンを開かなくても使えるスイッチ類も用意する。

昨年冬には、主軸となるE26タイプのフルカラー電球を大幅にアップデート。豆電球レベルの0.2%まで明るさを下げられるようになったほか、調色の範囲が広がり、夕日に近い1000Kから、日中の太陽光の20000Kといった色温度まで再現できるようになった。2026年夏にもE17モデルでも同様のアップデートを行うという。

今後の新製品としては、 “睡眠サポート照明” だという「トワイライト ベッドサイドライト」も2026年夏に予定する。スタンドライトのように見えるが、背面にもライトを搭載することで、壁側にもライティングが行える。0.2%までの調光に対応し、上部にあるボタンから事前に設定した操作も実行できる。

また岩下氏は、Philips HueがF1チームのメルセデスのスポインサーであることもアピール。同社が「照明業界のなかで一番高い割合で研究開発に投入している」という技術開発、LEDを提供することでネットゼロに協力するサステナビリティ、世界各地を移動する選手の時差調整を照明でサポートするウェルビーイングの3点を軸にパートナーシップを組んでいるとする。

上述の通り会場はマンションの1室を活用したショウルームで、家中にPhilips Hueの製品が設置されている。玄関にはダウンライトに4灯の電球が用意され、ドアに取り付けられた人感センサーで、帰宅時にライトが自動点灯するようにしている。

単に感知したら点灯させるだけでなく、時間帯に応じて発光する色や明るさを変えることもできる。一定時間後に消灯させたり、日光で明るい間は光らないように設定させたりすることも可能だ。この仕組みはトイレにもおすすめだという。

キッチンにもダウンライトにPhilips Hueの電球が設置。通常時は電球色を使いつつ、料理の際は食材の色を見たりするために白に変えるという使い方が紹介された。Amazon Alexa等を使って音声コントロールもできるため、手でスマートフォンを触りたくない時でも大丈夫だ。

寝室はスマート照明を活用しやすい場所のひとつだそうで、たとえば朝7時に自動でライトを点灯させて起床を促す、といった使い方もできる。逆に就寝の際には、「23時30分になったら15分かけてライトが少しずつ暗くなって消える」という制御も行える。就寝時刻が決まってないユーザーの場合は、アプリやiPhoneのウィジェット等から、寝る前に「◯分後にライトを消す」という操作もできるそうだ。

Philips Hueのライトを使うには、ブリッジというハブを用意し、これと各照明をペアリングする必要がある(対応モデルではBluetoothも利用できる)。昨年登場した上位モデル「ブリッジPro」では、部屋のレイアウトとライト位置を認識して演出を最適化する空間マッピング機能を搭載している。

空間マッピング機能は、これまで1つの照明のなかで表現していたライティングを、空間全体で表現することができる。会場ではシーンを切り替えつつ、その違いを参加者に説明していた。

またブリッジProでは、通信に使う電波の揺らぎを分析することで、センサー不要で人の動きをトリガーにできる空間センシング機能を搭載している。こちらも同様にデモが実施され、あらかじめ設定した場所を通り、ライトが光る様子が披露された。なお、本機能の利用には3〜4灯のライトを接続しておく必要があるとのことだ。

最後には、同社の関節照明における光り方の違いも紹介。こちらでは、グラーデーション フロアライト、グラーデーション テーブルランプ、Hue Play ウォールウォッシャー、Hue Play ライトバーの4機種が並べられた。

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