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公開日 2025/03/04 15:26
3月30日(日)までの期間限定

富士フイルム「Xシリーズ」の世界観を体感。ポップアップストア「愛おしさを哲学する写真機店」が代官山T-SITEにオープン

編集部:竹内 純

自身のなかにある“愛おしさ”という感情に向き合える空間


 富士フイルムは、デジタルカメラ「Xシリーズ」の新しいブランドタグライン「愛おしさという哲学」の発表に併せて、その世界観を体現するポップアップストア「愛おしさを哲学する写真機店」を、代官山T-SITE2025228日(金)から330日(日)までの期間限定でオープンした。


 



「愛おしさを哲学する写真機店」。入り口から続く「愛おしさを哲学する間」


 


226日に発表したブランドタグライン「愛おしさという哲学」は、カメラを起点に生まれるこだわりを追求することに対して感じる豊かさを“愛おしさ”と定義。お客様が“愛おしさ”を感じる一瞬一瞬に寄り添うものが同社のデジタルカメラであってほしいとの想いを込めたもの。今後、「愛おしさという哲学」を多角的に発信するブランディング活動を展開していく。


 



店舗の入り口横には時間の概念をなくしたXシリーズをモチーフにした時計が置かれている



 今回、その体験拠点として期間限定でオープンしたポップアップストア「愛おしさを哲学する写真機店」は、写真が整然と並んだ単なる写真展でも、カメラのスペックがカタログ的に並んだカメラ屋でもない、ひとりひとりが持つ「愛おしさ」について思いを巡らせるため、写真と言葉をアートのように配置し、空間全体でひとつの作品を味わうような没入空間となっている。


 


富士フイルムイメージングシステムズ(株)コンシューマー事業本部 事業推進本部 カメラ事業部 副事業部長・田口貴広氏は「“愛おしさ”というのは誰もが持っている感情です。時間を止めて、ご自身のなかにある愛おしさという感情にじっくりと向き合ってほしい」と気づきの場を提供する。


 



富士フイルムイメージングシステムズ(株)コンシューマー事業本部 事業推進本部 カメラ事業部 副事業部長・田口貴広氏


 


店舗は大きく2つのスペースで構成する。入り口から続く「愛おしさを哲学する間」は、「愛おしさとは。」という問いを投げかけ、自身を考えるヒントになるという約200点の写真や言葉が壁面に並べられている。それらの写真を撮影したXシリーズを手に取り、試してみることができる。


 


Xロゴ入りオリジナルTシャツ(3色)も数量限定でお目見え。「日常でカメラとともに着ていただきたい」というアパレルコレクションで、シルエットをイトにした黒はX-Proシリーズ、モードにもカジュアルにも着こなせるグレーはX-Tシリーズ、カジュアルで散歩にも出かけたくなる白はX100シリーズをそれぞれイメージしている。


 



数量限定で用意するXロゴ入りオリジナルTシャツ


 


奥に広がるもうひとつのスペースが「Xを哲学する間」。Xシリーズに注がれたこだわりを知る空間として位置付け、入り口には大きく新ブランドタグライン「愛おしさという哲学」について説明。さらに壁面に沿い、Xシリーズのものづくりに対するこだわりを、「音」「デザイン」「色」の3つのテーマで紹介する。


 



Xシリーズに注がれたこだわりを知る空間となる「Xを哲学する間」



新ブランドタグライン「愛おしさという哲学」の考え方を掲示


 


「音」のコーナーでは、シャッター音やダイヤルを回す音のモデルごとの違いを体験することができる。操作時の心地よさにもつながる“音”へのこだわりは、Xシリーズがお客様から高い評価をいただいているポイントのひとつとアピールする。



モデルごとのダイヤル音の違いを聴くことができる


 


「デザイン」のコーナーでは、ファイダーとデザインをクローズアップした。自然と手に馴染むふくよかな形状について、1枚のアルミパネルから加工していく工程を展示・解説している。



1枚のアルミパネルによるX100VIの軍艦部の研磨デザインの工程を紹介する


 


 「色」のコーナーで取り上げるのは、Xシリーズの代名詞ともいえる「フィルムシミュレーション」。「若い方からもXシリーズはいい写真が撮れるという声が増えています。そのひとつの答えが、このフィルムシミュレーションです」というフィルムメーカーならではの技術。全20種類のなかから代表的な10種類をピックアップして紹介する。


 



若年層からの関心、評価も高い「フィルムシミュレーション」から10種類を解説


 


富士フイルムイメージングシステムズ(株)代表取締役社長・松本考司氏は「チェキやXシリーズが今本当にご好評をいただいておりますが、それではなぜ、富士フイルムが皆さんに支持されているのか。我々自身でもよく考えてみた結果、やはり、フィルムが好きな人に我々のカメラを支持していただいていると感じました」と話す。


 



富士フイルムイメージングシステムズ(株)代表取締役社長・松本考司氏


 


そして、そのことに対し一年以上かけて話し合った結果、「『愛おしい』っていうすごく抽象的な気持ちなんですが、この気持ちが人の気持ちを動かすことで、カメラが欲しいとなってきていることがわかりました。それを正面から取り組んでメッセージとして伝えていこうというのが、今回のタグラインの意味になります」。


 


それを感じ取る場としてオープンした「愛おしさを哲学する写真機店」。「我々のものづくりやマーケティングに対する思いをぜひ感じていただきたい。また、愛しさというのはカメラだけではなく、ライフスタイルにもつながるもので、今回のアパレルの展開を含め、これからは拡張性も視野に入れて活動していきます」。


 


Xシリーズのユーザーともいろいろ話しをしたという松本社長。「Xシリーズを“相棒”と言われる方が非常に多く、カメラの存在を愛しんでくれている、愛してくれていることが伝わってきました。実際にXシリーズに触っていただけると、ダイヤルの感じですとか、そうしたところをちょっと感じていただけると思います」と「愛おしさを哲学する写真機店」への多くのお客様の来場を呼び掛けた。


 


「愛おしさを哲学する写真機店」概要


場所/代官山T-SITE(東京都渋谷区猿楽町16-15


期間/2025228日〜330


会館時間/11001900(※228日は13001900


 

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