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公開日 2026/06/29 11:00
エンジニアAxel Grell氏が設計を手がける

Grell Audio、独自開発 “FSFMテクノロジー” 搭載のオープン型モニターヘッドホン「OAE2」

ファイルウェブ編集部

アユートは、同社が取り扱う独Grell Audio(グレル・オーディオ)のオープン型モニターヘッドホン「OAE2」を7月3日(金)に発売する。価格は99,000円(税込)で、 カラーはブラックの1色。



「OAE2」


OAE2は、Grell Audioを率いるAxel Grell氏の設計哲学「可能な限り自然で正確な音を実現すること」を体現するべく開発されたオープン型モニターヘッドホン。独自開発の「フロントサイド・サウンドフィールド・モジュレーション(FSFM)」を搭載し、レコーディングスタジオに身を置いているかのようなリスニング体験を提供するとしている。


FSFMでは、トランスデューサー(ドライバーユニット)を耳の正面に対して斜めに配置することで、一般的なヘッドホンのように左右から鼓膜へ直接音を届けるのではなく、前方の音源から音が発せられているかのように音波を放射。人間の耳が自然に音を処理する機能を活かすことで、中音域および高音域の微細なニュアンスを自然かつ詳細に聴き取れるようにした。


本技術には、ハノーバー・ライプニッツ大学の通信技術研究所(IKT)との共同研究により導き出された新しいダンピング構造も採用。共振周波数は従来のダイナミック型ヘッドホンの70Hzに対し、40Hzまで低減。より力強い低域再生を可能にするとしている。



独自開発 “FSFMテクノロジー” により、サウンドの臨場感とディテールを高めている


40mmの振動板にバイオセルロース製コーンを採用しており、大きな放射面と十分な振幅を確保。開放型設計でありながら、正確かつ制御された低音域再生と十分なヘッドルームを確保したとする。


バッフルは同クラスのヘッドホンの約2倍の開放面積を持ち、ドイツ製精密ステンレスメッシュで覆われている。メッシュが音響インピーダンスを正確に定義し、低音と高音のバランスを整えるとしている。さらに、ハウジングは高品質ポリアミド製の支持構造により音響部品を固定し、不要な振動を抑制。開口率60%の穿孔スチールシートでバッフルとトランスデューサーを保護しつつ、共振を防いでいる。



より広い開放面積を持つバッフルにより、低歪みでバランスの良いサウンドを実現


デザイン面では、 整った曲線と丸みを帯びた形状により、調和のある印象を生み出すとしている。またスライダーやヨークなどの繊細な要素と、ヘッドパッド、イヤーカップ、イヤーパッドといったしっかりした要素のコントラストが大きな特徴とのこと。


装着性では、人間工学に基づいてヘッドバンドや側圧を最適化。伸縮式スライダーを搭載し、さまざまな頭の大きさにスムーズに対応できるという。締め付け力は2.5Nで、圧迫感を抑えながら安定したフィット感をアピール。ヘッドバンドとイヤーパッドは広い接触面で頭部に柔軟にフィットし、長時間のリスニングでも快適性を高めた。


イヤーパッドは、音響特性を定義したフォームに高級ベロアを張り付けて製造する。これにより共振を防ぎ、全体の音のバランスを改善するという。ヘッドパッドは通気性のあるベロアと高品質メモリーフォームで構成。柔軟なポリマーとスチール板バネの組み合わせにより、締め付け力をコントロールする。



本体は調和の取れたデザインと高い装着性を両立


ケーブルはヘッドホン両側の4極2.5mmソケットに接続する仕様で、左または右の片側接続、別売ケーブル使用時の両側接続に対応する。付属ケーブルは、約1.8mのケブラー補強入り4芯銀メッキOFC銅線を採用。マイクロフォニックノイズが少なく、取り回しやすい設計とした。


付属ケーブルは、3.5mmストレートプラグ仕様と4.4mmバランス接続仕様の2本を同梱する。3.5mm to 6.35mmのスクリューロック式変換アダプターも付属し、据え置き機器との接続にも対応。また持ち運び用として、堅牢なレザーキャリングケースも同梱する。


主な仕様として、駆動方式はダイナミック型、インピーダンスは38Ω、周波数特性は6Hz - 46kHz。音圧レベルは100dB@1kHz/1Vrms、最大連続入力電力は500mW、全高調波歪率は0.05%@1kHz/100dB。ケーブルをのぞく質量は約378g。

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