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公開日 2026/05/14 16:06
4chスピーカー構成でDolby Atmos再生が可能に

カロッツェリア、国内業界初となるDolby Atmosに対応したディスプレイオーディオ「DMH-SF1000」

編集部:岡田 真

パイオニアは、カロッツェリアブランドより、Dolby Atmosに対応したフローティングタイプの10.1V型HDディスプレイオーディオ「DMH-SF1000」を5月に発売する。価格はオープンだが、税込170,000円前後での販売が予想される。


国内市販カーエレクトロニクス業界において、Dolby Atmos対応ディスプレイオーディオを発売するのは同社が初めてだとしている。



カロッツェリア 「DMH-SF1000」


本機に搭載された車室内音場最適化機能「オートタイムアライメント&オートイコライザー」とDolby Atmosの空間オーディオ再生技術を組み合わせることで、これまで一部の対応車両に限定されていたDolby Atmosの再生を、Dolby Atmos非対応車両でも楽しめると説明している。多くの車両で採用されている4chスピーカー構成のみで、立体的で臨場感のあるサウンドを再生できる。


リスニングポジションは「Driver」「Front」「All」から選択可能。乗車状況や好みに合わせた音場設定が行えるほか、ショートカットキーにも対応し、ワンタッチで切り替えられる。



本機に搭載された「オートタイムアライメント&オートイコライザー」機能は、スピーカーの位置や車室内の音響特性を自動で解析し、タイムアライメントとイコライゼーションを最適化する。車両ごとに異なる車室内環境を解析することで、Dolby Atmosやステレオスペーシャルサウンドの立体的な音場表現を高精度に再現できるリスニング環境を整えるという。また通常のステレオ再生でも、車内環境に合わせた音場調整により、クリアでバランスの取れた音に設定できるとしている。







タイムアライメントおよびイコライザーの操作画面


2chステレオ音源を立体的な音場表現に拡張する新音場処理機能「ステレオスペーシャルサウンド」も搭載。Apple CarPlayおよびAndroid Autoで再生されるステレオ音源に対応し、Dolby Atmos非対応の楽曲でも空間オーディオのような広がりを感じられるサウンドで楽しめるとしている。効果は「LOW」「HIGH」「MAX」の3段階から選択でき、ON/OFFはショートカットキーから切り替えられる。







ステレオスペーシャルサウンドの効果は3段階から選択可能


HDディスプレイ上部には、音楽やルート案内と連動して発光するイルミネーション「ルミナスバー」を搭載。音楽再生時に楽曲に合わせてイルミネーション演出を行う「ミュージックライド」や、ナビの右左折案内に合わせて点灯する「ルートガイダンスサポート」、起動演出、常時点灯などに対応する。なお、ルートガイダンスサポートは連携サービスやナビアプリごとに対応状況が異なる。


専用アプリ「PxLink」では、楽曲の再生/停止やイコライザー設定など、40種類以上の操作キーからよく使うものを選択し、最大3ページ分をスマートフォン画面上に配置することができる。Apple CarPlayやAndroid Autoの地図画面などをディスプレイに表示したまま、スマートフォンによる本機の操作を可能にする。




ディスプレイ上部にはルミナスバーを搭載



アプリ「PxLink」では3ページ分の機能配置が可能



そのほか、USBデバイスに収録されたフルHD動画やハイレゾ音源の再生にも対応。ハイレゾ音源はダウンサンプリング再生となる。オーディオ回路には「フルカスタム高性能48 bitデュアルコアDSP」などの高音質パーツを採用し、独自の音質チューニングを施したとしている。圧縮音源を高音質化する「アドバンスド・サウンドレトリバー」も備える。


機構面では、1DINサイズのフローティング構造を採用し、幅広い車種に装着可能。対応車種数は2026年2月時点で473車種としている。


純正ステアリングリモコンやHDバックカメラ「ND-BC300」、純正バックカメラにも対応する。純正バックカメラ使用時は、駐車をアシストするガイド線表示も可能。端子類としてAV入力端子(φ3.5)とリアモニター出力(RCA)を装備する。

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