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公開日 2023/08/25 00:00
独自の「AirStream」技術で低遅延伝送

ゼンハイザー、テレビの音を聴こえやすくするイヤホン型デバイス「TV Clear Set 2」

編集部:押野由宇
Sonova Consumer Hearing Japanは、ゼンハイザーブランドより、テレビ視聴の音の聴こえをサポートする完全ワイヤレスイヤホン型デバイス「TV Clear Set 2」を、8月30日に発売する。価格はオープンだが、税込63,250円前後での実売が予想される。

「TV Clear Set 2」

先日発表された「Conversation Clear Plus」と同じく、聴覚をサポートすることを目的としたヒアリングソリューションデバイスとして展開されるモデル。テレビとの接続を想定しており、「テレビの音が聴こえづらく、音量を上げざるを得ないが、周りのことを考えると難しい」といったユーザーが周りを気にせず高品質でクリアな音声を楽しめるとしている。

イヤホンと充電ケース

テレビとの接続には同梱のワイヤレストランスミッターを使用し、伝送にはSonova独自のプロトコル「AirStream」を採用する。一般的なBluetooth接続では120 - 250msの遅延が発生するのに対し、AirStreamでは25msの低遅延を実現。また省エネ性能も特徴で、Bluetooth接続では最大12時間再生のところ、AirStreamでは最大15時間再生が可能だという。

トランスミッター部

さらに、1台のトランスミッターには複数のTV Clear Set 2をペアリング可能なため、2人以上のユーザーが同時に使用することができる。トランスミッターは光デジタル/アナログ音声入力に対応。通信距離は最長15メートルで、部屋の中を移動しながらでも使いやすいとしている。

本機に採用されるAirStreamはバージョン2.0となっており、帯域幅(周波数特性)が前バージョンの8kHzから14.8kHzに拡大。6mm口径ドライバーとの組み合わせで、豊かなレンジでサウンドの再生が可能だとする。なお、トランスミッターを使用しない一般的なBluetooth接続にも対応し、スマートフォンでの通話などにも活用できる。

機能としては音量調整だけでなく、クラリティ(明瞭)レベルを5段階で調節可能な点が特徴。音量と明瞭レベルをあわせて調整することで、たとえば高域の周波数帯域を高めて聞き取りやすくする、といった微調整が行える。また周囲の音を取り込むアンビエントアウェアネス機能も備えており、テレビを視聴しながら会話をすることもできる。

使用者だけ音量や明瞭度を上げた状態でテレビ視聴できるため、周りの環境を気にせずに楽しめる

これら機能はイヤホンからも調整可能だが、専用アプリ「TV Clear」を用意しており、各機能のレベルを視覚的にわかりやすく調整できる。またアプリでは、イヤホンが見当たらない場合に音を鳴らして場所を見つける検索機能も利用可能となる。

連続再生時間は上述の通り、トランスミッター接続時にはイヤホン本体で最大15時間、充電ケース併用で最大37時間使用可能。約5分の充電で1時間の再生が可能な急速充電に対応するほか、Qi規格によるワイヤレス充電も行える。イヤホンにはベントホールが採用され、着用に伴うこもりや閉塞感を低減し、長時間の使用しても疲れにくいよう配慮されている。イヤホン本体の質量は片耳6.9g。3サイズのイヤーピース兼イヤーフィンが付属する。

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