HAKU、ライン/Bluetooth出力の音質を高めた入門アナログプレーヤー第2世代「HTT-1100 VER2.0」
編集部:石井達也オタイオーディオは、HAKUブランドのフォノプリアンプ内蔵アナログプレーヤー第2世代モデルとして、「こだわりのレコードビギナー」に向けたブラッシュアップを施したとする「HTT-1100 VER2.0」を10月13日より発売する。価格は29,800円(税込)。
本機は、HAKUの初代アナログプレーヤー「HTT-1100」の本体外観はそのままに、内蔵フォノプリアンプ基板を刷新し、特にライン/Bluetooth出力の再生品質の向上に力を注いだとする第2世代モデル。
レコードビギナー層が主に使用するライン/Bluetooth出力の改良に集中することで、2万円台の価格を維持しつつ、ビギナーにとってより使いやすい高音質/高機能なアナログプレーヤーを目指したという。
新たなフォノイコライザー回路の設計は、オタイオーディオ代表の井上揚介氏が担当。オタイオーディオのデモルームに設置されたスーパーハイエンド機器とレコードライブラリーを活用し、ターンテーブルなど音響機器のエキスパートである陶山特殊電気や、プロレコーディングスタジオ マリモレコーズの協力を得て開発/検証を行った。また生産や搭載、品質確認は、東広島市の大宮工業で実施されている。
回路の部品定数やDSP上の30バンドイコライザーを再設計することで、「原音再生」「抜け感のある音」「ダイナミックレンジの狭い古いレコードでもドラマチックに再生できる」チューニングを施し、クラスを超えるLINE出力とBluetooth音質を実現したという。
税込2万円台という普及価格を維持するため、音質追求とコストのバランスにも配慮。プラッターの揺れは音質への影響が軽微な3mm以下に抑え、それ以上の過度な回転精度の追求はストップ。また、製品の外観や梱包箱も初代モデルのものを継続して使用することで、コスト上昇を回避している。
一方、音質に直結するRCAケーブルは品質の良いものを付属。内部シールドを強化し、金メッキ端子を採用した高品質ケーブルを採用した。
このほか初代モデルの基本仕様も継承しており、カートリッジ交換による音の違いを楽しめるユニバーサルトーンアーム、針圧調整およびアンチスケーティング機能、正確な回転調整が可能なピッチコントロールとストロボドット、ターゲットライトなどを搭載する。
外形寸法は450W×145H×360Dmm、質量は6.9kg。付属品として上述のRCAケーブルのほか、MMカートリッジ「AT-3600L」(推奨針圧3.5g)、針圧調整用トーンアームウエイト、スリップマット、ACアダプター用意される。
なお、本製品はスペイン・バルセロナの代理店「AUDIO VIDEO ZENTRALMEDIA」を通じ、欧州全域でも販売するとのこと。