シーラス・ロジックは、今年6月に発表されたスマートアンプ「CS35L56」ならびにPCオーディオコーデック「CS42L43 SmartHIFI」について、インテルSoundWire互換リファレンス・デザインに対応したことを発表した。

今回の対応は、次世代ノートPCの設計におけるより優れたオーディオの実現を支援するためのもので、PCメーカーに対し、MIPI SoundWireインターフェースやスケーラブルなアーキテクチャへのスムーズな移行に寄与するとしている。いずれもSoundWire Device Class Audio（SDCA）マネージャーと容易に統合でき、MicrosoftのACXフレームワーク上で動作するように設計されている。

シーラス・ロジックのスマートアンプ並びにコーデックは、任意の数のスピーカーに対応可能で、性能や価格帯に合わせてソリューションを自由に拡張することができる。薄型ノートPCのコンパクトなマルチスピーカーから、より深みのある重低音、バランスの取れたサウンドやダイナミックレンジを備えた豊かなオーディオを実現できると説明している。