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公開日 2022/01/17 06:40

サウンドバーの接続設定、「PCM」「ビットストリーム」でどう違う?

【連載】ガジェットTIPS
海上忍
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おうち時間の充実が叫ばれる中、サウンドバーが人気を集めています。テレビとの接続はHDMIケーブル1本でOK、それだけで映画館のように広々とした音場を楽しめるはず...しかし、テレビのオプション設定画面には複数の選択肢が。「PCM」と「ビットストリーム」(テレビによっては「デジタルスルー」)、「Dolby Digital」などいくつか表示された中で、どれを選べばいいのでしょう?

近年人気のサウンドバー、テレビの設定はどうすればいい?(画像はPolk Audio「Signa S4」)

HDMIケーブルでサウンドバーと接続する場合は、基本的にビットストリーム/デジタルスルーを選択しておけばOKです。ネット動画やBlu-ray、テレビのスポーツ中継などに含まれるサラウンド5.1ch音声は、そのままの状態でサウンドバーへ出力されます。音声データを人間が聞ける状態へ戻す処理(デコード)はサウンドバーが担うことになりますが、近ごろのサウンドバーの多くはDolby Digitalなどのデコード機能を備えているため、適切に処理してくれます。

一方の「PCM」は、デコード処理をテレビ側で行います。この場合、サラウンド5.1ch音声は2chにダウンミックスされてしまうかもしれません(テレビの仕様によります)。Dolby Digitalなどのデコード機能を備えていないお手頃価格のサウンドバーでは、PCMを選択することになるでしょう。

サウンドバーが2chでもバーチャルサラウンドに対応している場合は、PCMとビットストリームどちらでも変わりなさそうに思えてしまいますが、Dolby Digitalなどサラウンド信号をデコードできる製品であれば、ビットストリームを選択したほうがいいでしょう。テレビ側で2chにダウンミックスされることなく届いたサラウンド5.1ch音声をもとに処理を行えるため、より上質なサラウンド感を期待できます。

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