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【連載】ガジェットTIPS

遠隔でオン・オフできる照明のスマート化、こんな方法もチェック

公開日 2022/01/12 06:40 海上忍
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“スマート家電” といいますが、昔から身近にあるシンプルな家電ほどスマート化は困難なもの。たとえば、照明器具。寝床からワイヤレスでオン/オフできるようにするには、照明器具自体をスマート対応(Wi-FiやBluetoothでオン/オフする機能を装備)のものに買い替えるしかありません。それはお金も手間もかかるから、自分は昔ながらの"ヒモの継ぎ足し"でいいや、という人も少なくないはずです。

しかし、目線を変えるともうひとつの方法が。スイッチ自体をスマート化、つまりWi-Fi/Bluetooth対応のものに入れ替え、アナログスイッチをワイヤレスでオン/オフしようというわけです。スイッチの交換となるため、電気工事士免許を持つ業者に工事を依頼するしかないものの、現在利用している照明器具をそのままスマート化できることは大きなメリットです。

パナソニックの「リンクプラス」

パナソニックのアドバンスシリーズ「リンクプラス」は、Bluetooth経由でスマートフォンからスイッチをオン/オフできます。Wi-Fi機器を設置しなくても利用できるため、リビングから離れたWi-Fiの電波が届きにくい部屋でも照明器具をスマート化できます。

しかも、このリンクプラスは一般的な住宅で利用されている2線式/片切配線を利用できます(WTY2201Wなど2線式モデル)。電源線を引き回すなどの大規模な工事は必要なく、既設のものを置き換える形でスイッチをスマート化できるのです。Wi-Fiアダプタを導入すれば、Google AssistantとAmazon Alexaの音声アシスタントを利用したスイッチオン/オフも可能に。これで “ヒモの継ぎ足し” とサヨナラできる?

リンクプラスは、既存のものと置きかえるだけで利用できます

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