PR 公開日 2023/11/20 06:30

iPhone 15の大本命ヘッドホン!Bowers & Wilkins「Px8」で“ロスレス再生”を楽しもう

新色「ロイヤル・バーガンディ」も登場

■Px7 S2eの登場
状況の変化としてはもうひとつ、先日に弟機ラインが「Px7 S2e」にアップデートされたこともある。「Px7 S2」から、DSPチューニングのブラッシュアップ、新色フォレスト・グリーン追加、既存カラーについてもオーシャンブルーは、最新のカラートレンドを取り入れて“くすみカラー”に刷新。その他カラーもロゴやトリムリングの配色変更などデザイン調整と、完成度がさらに引き上げられている。

「Px7 S2e」(アンスラサイト・ブラック) 価格:オープン(税込60,500円前後)

となれば、ライバルも多い激戦注目価格帯のアイテムである「Px7シリーズ」の存在感が強まったことで、そこからPx8にも目を向ける方も増えるのでは?というわけだ。

■フラグシップたる所以。Px8の緊張感をも再現する空間表現力に唸る


最後に改めてPx8の音の魅力、そして接続方法での音の違いやPx7 S2eとの比較をお伝えしておこう。Apple Musicのロスレス配信を試聴音源に、注目のUSB-C接続を中心にチェックした。

Apple Musicのロスレス配信を試聴音源に、USB-C接続でその実力をチェック

まずPx8の音は、B&Wハイエンドスピーカーとの共通点を歴代Pxシリーズの中でも特に感じさせるサウンドだ。やや硬質なタッチでの精緻な描写で、音像の彫りが深い。その音像が密閉型ヘッドホンとしては破格な広さの空間にこれまた精密に立体配置される。

フランク・ザッパ氏は自らの音楽や演奏を「空気への彫刻」と表現したという。その彫刻をB&Wのハイエンドスピーカーはリスナーの目の前の空間で再現してくれるが、Px8はそれを頭の中の空間に再現してくれるのだ。静かな名曲「Zoot Allures」をPx8で聴くと感じられる、恐ろしいほどの緊張感。それはこの楽曲の一部の隙もない空間構築と演奏が完璧に再現されているからこそ得られる感覚だ。音色ひいては演奏は無駄なく研ぎ澄まされて描き出される。空間表現においては、全体に半歩引いた音像配置で音場の奥行きを感じさせるところが好ましい。

そしてその「研ぎ澄まされた描写」「奥行重視の空間表現」こそ、Px7 S2eとの音の違いとしても特にわかりやすいところと言える。音作りの基盤がB&Wサウンドであることは両モデル共通。その上でPx7系は音像に多少の遊びを残し、その音像を少し前に押し出すように届けてくる印象だ。Px7 S2eは新チューニングによってよりPx8に近い音に迫ってきてはいる。しかしそれ故に、迫れるが追いつけない、Px8の凄みも改めて際立つ。

接続方法での音の違いもチェック。iPhoneとのAAC/Bluetooth接続とUSB-C接続での音の違いとしていちばん目立ったのは、AACでは音の角の立ち方、前述の硬質なタッチが少し甘くなってしまうという点。やや穏やかになり聴きやすい音調ではあるが、Px8の持ち味は少し損なわれてしまう。

aptX Adaptiveコーデック対応デバイスとの組み合わせではワイヤレスでも、より高いクオリティを楽しむことができる

iPhoneから対応デバイスに換えて行ったaptX AdaptiveコーデックでのBluetooth接続は、USB-C接続と比べると逆にさらにやや硬質でシャープな印象。描写の精密さをより味わいやすい音調だ。



登場から一年。この機会に改めてチェックしたその音は、アップデートされたハイパフォーマンスワイヤレスヘッドホンの最新モデルPx7 S2eと比べてもいまだなお、「さすがフラグシップ!」と唸らされるものだった。しかも今後はiPhoneユーザーも、USB-C接続によってそのサウンドをロスなく堪能できる。圧倒的ポテンシャルをより広く発揮できる状況を得て、Px8の魅力は今シーズンも、いや今シーズンこそさらに輝くことだろう。


(提供:ディーアンドエムホールディングス)

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