• ブランド
    特設サイト
公開日 2018/10/01 11:30

AKGの“外音取り込み”だから安心の使い心地とサウンド! BTイヤホン「Y100 WIRELESS」レビュー

タウンユースに納得の機能
高橋 敦
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
AKGといえばイヤホン&ヘッドホンの名門ブランドとして知られているが、そのラインナップのなかでも “明るくポップ” な方向性に振っているのがYシリーズだ。

だが安心して欲しい、 “明るくポップ” なYシリーズだからといって、その音や性能はさすが名門、AKGそのものなのだ。エントリークラスの製品だけあって、コストパフォーマンスも魅力のYシリーズだが、そこにさらなる「便利」をプラスする、待望のネックバンド型Bluetoothイヤホン「Y100 WIRELESS」が登場した。

AKG「Y100 WIRELESS」。左からブラック/ブルー/グリーン/ピンク

このY100 WIRELESSだが、Bluetoothイヤホンとしてのベーシックな完成度の高さはもちろん、実売1万円前後と手頃な価格であることにも要注目。さらに、外音取り込み機能「アンビエントアウェア」を装備する点が大きな特徴だ。まとめると次のようになるので、ひとつずつチェックしていきたい。

<1>“カジュアル”な新デザインで装着感などネックバンド型の弱点をクリア
<2>外音取り込み「アンビエントアウェア」がとにかく便利
<3>AKGだから “安心” のサウンドクオリティ


タウンユースに向いた「アンビエントアウェア」機能などの特徴を持つY100 WIRELESS

さて、ネックバンド型というと「せっかくのワイヤレスなのに装着感に何となく重みがあるし、しまうときもかさばる」と思う方もいるかもしれない。

しかしこのモデルのネックバンドは、
“バンド” というほど太くないので軽い
弾力があるのでしまうときにケーブルみたいに絡まらない
というように、よく考え抜かれている。ネックバンド型の弱点とされがちな部分をしっかりクリアしているのだ。

左右をケーブルで接続するタイプのBluetoothイヤホンと比べても、装着感はむしろすっきりしているし、首周りでの収まりのよさ、収納時のコンパクトさも申し分なし。収納時のコンパクトさについては、付属ポーチの小ささを見れば、どれだけ小さくまとまるか一瞬で理解してもらえるはずだ。

ケーブルは柔らかく、コンパクトに収納できる

また、ちょっと外すときには収納しなくても首にかけたまま安定するように、左右イヤホンはマグネットでくっつく使用。ネックレスのように首に掛けられ、安心感はバツグンだ。

ハウジングがマグネットでくっついてまとまる

Bluetoothイヤホンの基本性能で特に気になるバッテリーも、最近のモデルの高い水準をさらに超えてきている。8時間駆動に加えて、15分のクイック充電での1時間駆動にも対応。充電端子は一般的なmicroUSBなので、モバイルバッテリーを持ち歩いている方なら、出先でのバッテリー切れにもさっと対処できる。

デザインも特徴的だ。冒頭のようにYシリーズといえば “明るくポップ” なイメージが強いが、今回用意されたブラック、ブルー、グリーン、ピンクの各カラーは “カジュアル” といった印象だ。

従来のYシリーズに比べてシックな色合い

かと言っておとなしすぎるということもなく、Yシリーズらしく適度に主張してくれるので、ファッションアイテムとしても良い感じ。男女問わず、そして幅広い年齢層が着けやすく仕上げられていて、街に持ち出したくなるビジュアルだ。

装着感も良好な使いやすいデザイン

サウンド周りのスペックとしては、ダイナミック型ドライバー、BluetoothコーデックはSBCとAACに対応、デザイン性を保ちながら頑強でもある金属製ハウジングなどが特徴として挙げられる。AKG製品だから、このあたりに抜かりがあるわけはない。

さて、機能や使い勝手を高めているこのモデルにおいて、一歩踏み出した機能として搭載されているのが、外音取り込み機能「アンビエントアウェア」だ。AKGのBluetoothイヤホンとしては先に「N200 WIRELESS」がリリースされているが、これは非搭載。というよりも、Yシリーズにアンビエントアウェア機能を搭載したということは、AKGはこの機能を「今後のワイヤレスイヤホンにおけるベーシックな機能」と位置付けているのかもしれない。

アンビエントアウェア機能の実装方法にもこだわりを感じる。アプリを使って様々な取り込み具合を選択できるといったものではなく、シンプルに「リモコンの専用ボタンを押すと外の音を聴ける」の一択! という機能・操作感になっているのだ。

操作はリモコン部に装備されたボタンを押すだけ

使い始めるときも普段使うときも、迷う要素は何もない。いつでもどこでも「外の音を聴きたいときはアンビエントアウェアボタンを押す」でOKだ。

そのアンビエントアウェアの実際の動作と効果だが、シンプルなノー設定&ワンボタンで十分な便利さを得られるよう、よく作り込まれている。

次ページタウンユースに適した性能に納得!

1 2 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 『ゴジラ-1.0』だけじゃない! GWに観たい「最近サブスク解禁された話題作」まとめ
2 レコード再生のワンモア・ステップ(6):MC型カートリッジ選びの楽しみ
3 Apple Musicも聴ける高コスパ ネットワークプレーヤーeversolo「DMP-A8」。音質と使いこなしを徹底検証
4 Amazon、最大85%オフの電子書籍セール中/最大30%オフのマンガ全巻まとめ買いセールも
5 ディズニープラスを楽しむGW、家族・親子で楽しめるおすすめ映画5選
6 吸音材に反射材…オーディオ用ルームチューニング材の効果・選び方を解説!
7 Netflixで「ご利用世帯の登録」画面が表示された場合の対処法は?
8 夢の環境を作り上げろ!「マイクスタンド」で作る、僕の考えた最強のオーディオ設置システム
9 「スター・ウォーズ」初心者必見!2024年はシリーズデビューするチャンス
10 英・コード製プリメインアンプの実力恐るべし!「Ultima Integrated」をB&W「800 D4シリーズ」で徹底検証
5/7 10:53 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー192号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.192
オーディオアクセサリー大全2024~2025
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2024~2025
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.31(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX