公開日 2010/12/16 13:25

ミニマムデザインに詰め込まれた最高級のサウンド − ZERO AUDIO「ZH-BX500」「ZH-BX300」を聴く

注目ヘッドホン SPECIAL REVIEW
レビュー/高橋 敦・中林直樹
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協和ハーモネットのオーディオブランド「ZERO AUDIO」から、バランスド・アーマチュア方式を採用した2つのカナル型イヤホンが発売された。今回はニューモデル「ZH-BX500」、「ZH-BX300」それぞれのサウンドインプレッションをご紹介しよう。

「ZH-BX500」〜ミニマムデザインに詰め込まれた最高級のサウンド
レビュー/高橋 敦


ZH-BX500
PCネットワーク関連のケーブルやパーツを開発・販売する協和ハーモネットが新たに立ち上げたブランドが「ZERO AUDIO」だ。ハイエンドイヤホンやプロユースのイヤーモニターでの採用例が多い、バランスド・アーマチュア方式のドライバーを採用。小型さや細部描写の確かさなど、その強みを存分に活かしたモデルだ。

筐体はコンパクトで耳への収まりがとても良く、装着感は良好。装着時にイヤホンが存在感を主張しすぎないのは、ファッション的にもポイントになるだろう。耳元から少しのぞく筐体は、アルミニウムの質感を活かした仕上げ。

カラーバリエーション「ダーククローム」

カラーバリエーション「ブラック」


ZH-BX500の内部構造。「ハイスペック・フル・アルミボディ」のハウジング内にバランスド・アーマチュア方式のユニットを搭載している

アルミニウムの質感が高く、コンパクトなイヤホンの筐体。ハウジングの外側にはイヤホンの左右がすぐさま識別できるよう「L/R」のマーキングがされている
またケーブルには音質に優れる無酸素銅という素材を採用。音質重視のケーブルというと硬く太いものも多いが、本機のケーブルはしなやかで、取り回しにも優れる。

音を聴いてみると、実にナチュラルな音調と、しかし聴き込めばわかる解像度の高さが両立している。特に高域側の描写は細かく、シンバルの一打ごとの強弱や打つ位置による音色の変化などにも耳を向けさせてくれる。声の表現もしなやかで細やか。語尾で息をすぅっと抜いていく様子などまで、逃さず拾い届けてくれる。ベースは柔らかで聴き疲れない音色。コンパクトな筐体に反して、量感も十分に確保している。

ミニマムなデザインに詰め込まれた最高級の音には強いインパクトがある。


「ZH-BX300」〜上位機の高音質をそのままにコンパクト化を実現
レビュー/中林直樹

ZH-BX300

本機はバランスド・アーマチュアドライバーを搭載したコンパクトタイプ。印象的だったのはフィット感の良さだ。アルミボディの重心バランスが取れていることもあり、耳穴にしっかりと収まる。

サウンドは広がりや解像度よりも、密度や厚さを重視しているようだ。アコースティックロックでは、ウォーミーなボーカルが引き立つ。ギターのトーンもマイルドで、新鋭ブランドながら、よく練られて誕生した製品であることを伺わせる。

カラーバリエーション「アクティヴクローム」

カラーバリエーション「ブラック」


ZH-BX300の内部構造。丸みをおびた形状のハウジング内に、円形のバランスド・アーマチュア・ドライバーユニットを搭載する

L/M/S各サイズのシリコンイヤーピースが付属する。ブラックモデルにはブラックの、クロームモデルにはクリアのカラーにマッチングされたイヤーピースとなっている


【ZH-BX500】
●型式:バランスト・アーマチュア・スピーカー ●出力音圧レベル:113dB/1mW ●再生周波数帯域:20Hz〜16,000Hz ●最大入力:30mW ●インピーダンス:22Ω ●コード:OFCコード 1.2m Y型 ●プラグ:3.5mm金メッキ・ステレオ・ミニプラグ L型 ●質量:3.6g(コード除く) ●付属品:シリコンイヤーピース(S・M・Lサイズ各2個)、キャリングバッグ

【ZH-BX300】
●型式:バランスト・アーマチュア・スピーカー ●出力音圧レベル:113dB/1mW ●再生周波数帯域:20Hz〜18,000Hz ●最大入力:30mW ●インピーダンス:36Ω ●コード:OFCコード 1.2m Y型 ●プラグ:3.5mm金メッキ・ステレオ・ミニプラグ L型 ●質量:3.5g(コード除く) ●付属品:シリコンイヤーピース(S・M・Lサイズ各2個)、キャリングバッグ

【問い合わせ先】
協和ハーモネット(株)ゼロオーディオ・グループ
TEL/050-3537-3210

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