公開日 2026/07/22 12:05

RayNeo、59度の広視野角と267インチ相当の大画面を実現したARグラス「GT Max」を日本投入。発売日・価格は未定

デュアルレイヤーMicro-OLEDや3DoF、B&O共同チューニングの4スピーカーを搭載
編集部:原田郁未
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AI・ARグラスを手がけるRayNeo(雷鳥イノベーション)は、日本発売を予定しているARグラス「RayNeo GT Max」の製品情報を発表した。発売時期や価格、販売方法については改めて、決定次第案内するとしている。

RayNeo GT Max

 同製品は、DisplayPort Alt Modeによる映像出力に対応したスマートフォンやPC、タブレットなどとUSB Type-Cケーブル1本で接続するだけで、映画やドラマ、ゲームを楽しんだり、PC作業に利用したりできるARグラス。約6m先に267インチ相当の大画面を表示できる。画面サイズはほかに227インチ、307インチ相当の3段階から選択できる。

光学エンジンには、新設計の「Peacock Optical Engine 3.0 Max」を採用。従来のRayNeo製品で採用してきたBirdbath方式と比較して、光学モジュールを29%薄型化しながら、59度の広視野角を実現した。角解像度は38PPDとなる。

ディスプレイには、第5.5世代のデュアルレイヤーMicro-OLEDを搭載。DCI-P3カバー率98%、sRGB 145%、コントラスト比200,000対1、最大1,200nitsの入眼輝度、最大120Hzのリフレッシュレートに対応する。色精度はDelta E 2未満、外部への光漏れは10%未満としている。また、目への負担にも配慮し、3,840Hzの高周波PWM調光を採用。TÜV SÜDのアイケア認証も取得している。

映像処理には専用チップ「Vision 4000」を搭載。さらに、空間コンピューティングチップ「Zone 360」により3DoF表示に対応し、頭の動きに映像が追従するモード、空間内に映像を固定するモード、映像の揺れを抑えるブレ補正モードを利用できる。

3D映像のネイティブ再生に加え、RayNeo XRアプリによるAIベースの2D-to-3D変換にも対応し、通常の映画や写真を立体映像へ変換して、奥行き感のある映像として楽しむこともできるという。


 
また、別売りの「RayNeo Pocket TV 2 Dolby Vision Edition」と組み合わせることで、Dolby Vision対応コンテンツを視聴可能。広いダイナミックレンジとフレーム単位で最適化された色彩表現により、明部から暗部まで豊かな階調表現を実現するとしている。

AIによるリアルタイムのSDR-to-HDR変換機能もサポートしており、従来のSDRコンテンツについても、より奥行き感のある映像表現で楽しめるとアピールする。

音響面では、背中合わせ構造のレーストラック型スピーカーを左右に2基ずつ、計4基搭載。左右対称の6磁気回路構造を採用し、Bang & Olufsenとの共同チューニングによる「Audio by Bang & Olufsen」仕様としている。

ヘッドトラッキング対応の空間オーディオにも対応し、頭の動きに合わせて音の位置や方向を制御することで、空間表示される映像と組み合わせた高い没入感を実現するとしている。

本体は、継ぎ目を感じさせにくい流線型の一体型デザインを採用。NCVM複合加工とサンドブラスト仕上げを組み合わせることで、機能性と質感を両立した。重量は約78g。軽量ナイロン素材や高弾性アルミニウム合金製ヒンジ、マグネシウム合金製ブラケット、厚さ0.3mmの薄型レンズを採用するほか、10カ所以上を0.1g単位で見直して軽量化を図った。あわせて、テンプル幅のスリム化や光学モジュール構造の簡素化も行っている。

瞳孔間距離(IPD)に合わせ、光学サイズはS、M、Lの3種類を用意。Sは64mm未満、Mは64mm以上67mm以下、Lは67mm超に対応する。

接続方式はUSB Type-C(DisplayPort)。AndroidスマートフォンやiPhone 15シリーズ以降、PC、「RayNeo Pocket TV 2」などとの接続に対応する。別売りのUSB Type-Cアダプターを使用すれば充電しながら利用できるほか、HDMIアダプターを介して対応ゲーム機との接続も可能だ。なお、接続先の機器が映像出力に対応している必要があり、使用する機器によっては別売りのアダプターが必要となる。

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