HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
東京ゲームショウ開幕。イヤホンやAV機器ブランドも多数参加、初公開品の参考展示も

東京ゲームショウ2025が開幕。同イベントには、アユートやベイヤーダイナミック、ベンキューなどオーディオビジュアルファンに馴染み深いブランドも多数出展し、未発表製品の参考展示を行うなどしている。
AZLAやFostexが新製品を参考展示
ヘッドホンを始めとするポータブルオーディオ関係では、アユート、Fostex、ベイヤーダイナミック、Edifierなどが出展。
アユートは、Astell & Kernのポータブルオーディオプレーヤーにqdcのイヤホンを組み合わせて、高級なポータブルシステムでゲーム音楽を楽しめる環境を用意するとともに、QobuzともコラボしてQobuzの無料体験コードも配布している。
また、AZLAブランドでは、新イヤーピース「SednaEarfit mithryl」を参考展示。外科医療用として使われるサージカルステンレスをコアに使用した一体成型のハイブリッドイヤーピースだとのことで、10月に2ペア3,300円と3ペア4,400円の2種類で発売予定だという。

さらに、同ブランドからは、Nintendo Switch 2のコントローラー用アナログスティックカバー「Fingerfit」も参考展示。ゲーミング分野でも同社技術を展開していくことを明らかにした。

Fostexは、独自の全面駆動型平面振動板RPドライバーを搭載するワイヤレスゲーミングヘッドセット「T50RP-BT」を参考出展。
こちらは、現在展開中の有線モデル「T50RPmk4g+」をベースに、2.4GHz帯を使ったワイヤレス接続およびBluetoothに対応させたモデル。
RPドライバーが持つ音へのレスポンスの速さがゲームに向いていること、そして、そんなヘッドセットがワイヤレスになることを来場者にアピールしていた。2026年春の発売を予定しているという。

ベイヤーダイナミックはゲーミングヘッドセット各種を展示。海外で先行発表されているものの日本導入はまだ発表されていない新製品「MMX 230 WL」も参考展示している。

また、ゲーミングでも使われることが多いというスタジオヘッドホン「DT 990 PRO」なども展示。Focal Professionalのスピーカーや、LEWITTブランドのマイクやオーディオインターフェースなどを組み合わせてのゲーム配信システム提案も行っている。

Edifierは、各種スピーカー群を出展。木目調でシックな「MP330」から、LDACでのハイレゾワイヤレス再生対応で内蔵ライトも光る「QR65」まで幅広いラインナップをアピールしている。

そのほか、プレイステーションブースには、ソニーのゲーミングブランドであるINZONE製品が。新作ゲームを、INZONEのゲーミングヘッドセット「PULSE Elite」で楽しむことなどができる。

MOBIUZの発売前新製品やGigaCrystaのスマートゲーミングモニター
映像系ハードウェアのブランドでは、ベンキューやアイ・オー・データ、キヤノンが出展。ベンキューのブースでは、ゲーミングブランドのMOBIUZのモニター各種を展示しており、QD-OLEDパネル採用26.型4Kモニター「EX271UZ」を10月7日の発売に先駆けて体験することができる。

アイ・オー・データは、ゲーミングブランドGigaCrystaのモニター各種を展示。WebOSを搭載することで動画配信サービスも直接視聴できるようにした27型の「スマートゲーミングモニター」など、参考展示品も3モデル披露している。

上記スマートゲーミングモニターのほかには、デュアルフレームレート対応の“二刀流”を謳う「LCD-GDU271JAD」も参考出展。4K表示時には160Hz駆動、フルHD表示時には320Hz駆動という2つのリフレッシュレートに対応するとのこと。
さらに、フルHD/320Hz駆動/応答速度0.4msなどのスペックを実現した24.5型機「LCD-GD254U」も参考展示。FPSゲームに有効なモデルであることをアピールしている。
キヤノンは、マルチアングルでのゲーム実況配信などが簡単に実施できるというiOSアプリ「Live Switcher Mobile」のブースを展開。カメラやモニターではなくアプリという珍しい形での東京ゲームショウ初参加となった。

NHKも出展。「新プロジェクトX」でプレステ開発の舞台裏
そのほか、少し珍しいところではNHKもブースを展開。一般公開日の9月27日(土)には、同局で放送中の番組「ゲームゲノム」の公開収録も行う。

ブースではNHKで放送するゲーム関連番組の情報を来場者に紹介。「新プロジェクトX」の10月11日放送回では「プレイステーション開発の舞台裏(仮)」と題し、プレステ生みの親である久夛良木健氏や、「リッジレーサー」を開発した坂上陽三氏らの姿に迫るという。






























