公開日 2023/01/30 11:00

qdcのユニバーサルIEM “Anoleシリーズ” が新ケーブル/イヤーピースで再登場。2/3から順次発売

1BA+1DDのハイブリッドモデル「Hybrid Uranus-S」も
編集部:杉山康介
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アユートは、同社が取り扱うqdcブランドのユニバーサルIEMシリーズを、一部仕様を変更したうえで再展開していくことを発表。第1弾として、フラグシップ機「Anole V14-S」を含む“Anole(アノール)シリーズ” 4モデル、およびダイナミック型ドライバーとBAドライバーのハイブリッド型「Hybrid Uranus-S」の計5モデルを2月3日より順次発売する。ラインナップと価格は以下の通り(価格は全て税込表記)。

・「Anole V14-S」:444,400円
・「Anole VX-S」:357,500円
・「Anole V6-S」:159,500円
・「Anole V3 II-S」:85,800円
・「Hybrid Uranus-S」:38,500円

Anole V14-S

同社が2022年4月に国内輸入代理店業務を開始する以前のqdc製品が、付属品など一部の仕様をリニューアルしたうえで改めて発売される格好。主な変更点として、「より柔らかくフィッティングしやすい」という新イヤーピースが付属。また、全モデルのケーブルに2.5mm/3.5mm/4.4mmの切り替えが可能な3in1プラグが採用された。

全モデルのケーブルに3in1プラグが採用。導体や被膜はモデルごとに異なる(画像は「Anole V14-S」「Anole VX-S」付属ケーブル)

再展開第1弾製品となる“Anoleシリーズ” 4モデルは、ブランド独自の「チューニングスイッチ・テクノロジー」を搭載。ハウジングに備わるスイッチを切り替えることで帯域バランスを変化させ、1モデルで複数の音色を楽しむことができる。

フラグシップ機「Anole V14-S」は、10基のBAドライバーと4基のEST(静電)ドライバー、4つのチューニングスイッチを搭載。スイッチの組み合わせにより全16種類の音色を歪みなく楽しめるとする。フェイスプレートには3D立体蓄光体を用いており、紫外線や太陽光を吸収することで暗闇で幻想的なグリーンに発光。また付属のプレミアムケーブルには、3in1プラグと純銀+純銅導体、シックなブラックカラーの被膜を採用する。

10BA+4ESTモデル「Anole V14-S」

4つのチューニングの組み合わせにより16種類の音色を楽しめる

「Anole VX-S」は、片側10基のBAドライバーと3つのチューニングスイッチを搭載し、“圧倒的な刺激を得られるサウンド” が特徴だとするモデル。Anole V14-Sと同等の純銀+純銅プレミアムケーブルが付属する。

10BAモデル「Anole VX-S」

ほか、「Anole V6-S」は片側6基のBAドライバーと2つのチューニングスイッチを搭載し“ニュートラルでナチュラル、オールジャンルにおいて聴き心地のよいサウンドを目指した” モデル、「Anole V3 II-S」は片側3基のBAドライバーと2つのチューニングスイッチを搭載し“滑らかでクリーン、伸びやかな高音域と力強い低域再生により、特にロックやポップス等とのマッチングに優れた” モデルとのこと。両モデルには、取り回しやすくニュートラルなサウンドの銀メッキ銅ケーブルが付属する。

6BAモデル「Anole V6-S」

3BAモデル「Anole V3 II-S」

また「Hybrid Uranus-S」は、BAドライバーとダイナミックドライバーを1基ずつ搭載したハイブリッド型モデル。独自の音響キャビティと音導管を採用することで、筐体内空間によるサウンドへの影響を受けないフラットな特性を実現したという。

1BA+1DDモデル「Hybrid Uranus-S」

フェイスプレートには、“音楽が与える想像力と美”をイメージした星が輝く宇宙のデザインを採用。取り回しがしやすくニュートラルなサウンドの銀メッキ銅ケーブルが付属する。

「Anole V6-S」「Anole V3 II-S」「Hybrid Uranus-S」の3モデルには、銀メッキ銅導体のケーブルが付属する

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