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キャンプファイヤーにて

新イヤホンブランド「Initial A」誕生。平面駆動ドライバー搭載インナーイヤーイヤホン「結」をクラファン

公開日 2023/01/20 12:28 編集部:小野佳希
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参加者でイヤホンの製品開発企画などを行うプロジェクト「#オトモノ」より、新イヤホンブランド「Initial A(イニシャルエー)」が誕生。第一弾製品として、平面駆動ドライバーを搭載したインナーイヤー型イヤホン“結”(ゆい)「IA-PL1-YUI」を開発し、1月21日11時よりクラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー」にて先行予約販売を開始する。

平面駆動ドライバー搭載のインナーイヤー型イヤホンを開発

一般販売時の価格は21,780円(以下、価格はすべて税込)を予定しているが、クラウドファンディングでは30名限定の「超早割」18,900円や、50名限定の「早割」19,900円などを用意。また、色や線材などが異なる2種類のケーブル(シルバー/ブラック)のうちどちらかを選択でき、聴き比べのできるケーブル2本入りセットも用意する。製品は4月頃の配送を予定している。なお、一般販売時はケーブルは1種類のみでの展開になる予定だという。

“結”(ゆい)「IA-PL1-YUI」

「#オトモノ」は、とあるAV機器メーカーで商品企画や広報を担当していた経験を持つ安藤省吾氏が起ち上げた(株)ベタベタが運営するコミュニティ。オーディオ評論家の野村ケンジ氏も関わっており、一般から募ったコミュニティ参加者と一緒に音にこだわったものづくりに挑戦するプロジェクトだという。

今回のイヤホン「結」は、同プロジェクトが企画・開発した製品の第一弾。平面駆動ドライバー搭載イヤホンの開発を検討していたなかで、コミュニティ参加者から、カナル型イヤホンが苦手だという声が挙がったことをきっかけに、インナーイヤー型での開発を企画したのだという。同コミュニティでは、日本初の平面駆動型インナーイヤーイヤホンだと説明している。

14.2mmの平面駆動型ドライバーを搭載し、筐体素材にはレジンを採用。MMCX端子でのリケーブルにも対応し、プレーヤー側との接続端子は3.5mmステレオミニを採用している。周波数帯域は20Hz - 20kHzで、インピーダンスが24Ω±10%、出力音圧レベルは102±3dB at 1KHz。「格別な低歪みによってクリアな音が楽しめる」「開放型ヘッドホンのような音の広がり感と定位を持ち合わせている」とアピールしている。

そして、こうした製品を展開していくブランドとして「Initial A」を起ち上げ。“A”には、Audio / Audiophile / Acoustic / Audienceなどの意味が込められているとのことで、ブランドロゴは、親交のあるADV.の社長がデザインしたのだという(※ただし今回の製品にはADV.は関与していない)。

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