公開日 2022/06/24 11:00

iBasso、新フラグシップDAP「DX320」。ローム製DAC「BD34301EKV」をデュアル構成で搭載

新旧テクノロジーを併せて搭載
編集部:松永達矢
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
MUSINは、同社が取り扱うiBasso Audioより、デジタルオーディオプレーヤー「DX320」を6月29日(水)に発売する。価格はオープンだが、税込220,000円前後での実売が予想される。カラーバリエーションはブラック/ブルーの2色。

「DX320」(ブラック)

2021年1月に発売した「DX300」をベースとして様々な独自技術を引き継ぎつつ、DACチップ構成やそれに伴うオーディオ回路を刷新。新旧テクノロジーを組み合わせたフラグシップモデルと位置づけられている。

DACチップには、ローム社のオーディオ用ICシリーズ「MUS-IC」のフラグシップである「BD34301EKV」をデュアル構成で採用。あらゆるジャンルの音楽再生で重要となる「空間の響き」「静寂性」「スケール感」を追求した音質設計や、優れた低歪率/低ノイズ性など、本DACチップのパフォーマンスを最大限に引き出した上で搭載しているとのこと。

ローム製DACチップ「BD34301EKV」をデュアル構成で搭載。そのパフォーマンスを最大限引き出す設計を施したという

ベース機から引き続き、同社独自のオーディオ処理技術「FPGA-Master」を搭載。SoCからのデータ受信、DACなど各装置への送信、クロックの生成・管理といったオーディオ処理をFPGAが制御することで、常にオーディオ処理を最優先に実行しつつ、安定した動作を実現させている。また、マスタークロックもベース機に倣う形でAccusilicon社製「高精度フェムトクロック」を2基搭載。ジッターを可能な限り排除することで、クリーンなオーディオシステムを構築したと謳っている。

アンプ部も従来から引き続き、交換可能なアンプカード設計を採用。標準カードとしてディスクリート設計の「AMP11 MK2s」が付属するほか、“iBasso Super Class A アンプ回路”を搭載する「AMP12」、Nutube真空管を搭載する「AMP13」などがラインナップされる。

標準カードの「AMP11 MK2s」は、ヘッドホン/ライン出力兼用の3.5mmシングルエンド/2.5mmバランス/4.4mmバランス端子を備え、特注アルミ電解コンデンサーを用いたチューニングを実施。最大出力電圧は7.1Vrms、最大出力レベルは1,200mW(32Ω)を実現しており、駆動にパワーを要するIEMやヘッドホンを容易にドライブできるとアピールする。SN比は125dB、ダイナミックレンジは-125dB、THD+Nは-112dBとなる。

交換可能なアンプカード設計を採用。標準カードとして、3種の出力端子や大出力が特徴という「AMP11 MK2s」が付属する

SoCはQualcomm「Snapdragon 660」、RAMは6GBを搭載。OSは様々なアプリを追加できるAndroid 11と、音楽再生専用に開発された「Mango OS」(第5世代)のデュアルOS仕様となる。同社独自のミュージックプレイヤーアプリ「Mango player」も搭載し、10バンドの「グラフィック・イコライザー」、6つの周波数帯域に8タイプの高精度なフィルター設定を用意する「パラメトリック・イコライザー」で細やかな調整が行えるという。

標準のミュージックプレイヤーアプリ「Mango player」は2種のイコライザーを搭載する

内蔵ストレージは128GB、マイクロSDカードスロットは1基搭載。ディスプレイは6.5インチ/解像度2,340×1,080で狭額縁デザインを採用する。ネットワーク面では2.4GHz/5GHz Wi-FiおよびBluetooth 5.0に対応。送受信機とアンテナを2基ずつ搭載する「2x2 MIMO(Multi-Input Multi-Output)」や、新しいBluetoothアンテナを採用することで、通信品質も高めたとのこと。

6.5インチディスプレイは狭額縁デザインを採用。本体のカラーバリエーションにはブルーも用意される

音声フォーマットは最大768kHz/32bitまでのPCM、最大22.4MHzのDSDをサポートするほか、MQAデコードに対応する。また、本機をPCやスマートフォンと接続することでUSB-DACとして利用することもできる。

電源部には、アナログ部/デジタル部を完全分離した「デュアルバッテリー設計」を採用。連続再生時間は最大で10時間。急速充電規格のQC3.0およびPD3.0に対応し、最速2.5時間で満充電が可能としている。

本体の材質はアルミ合金で、外形寸法は77W×162H×17Dmm。質量は310gとなる。付属品としてUSB Type-Cケーブル、同軸デジタルケーブル、バーンインケーブル、レザーケース、スクリーンプロテクターを同梱する。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 女子プロゴルフ「第53回ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」9/25から3日間の放送・配信予定
2 「Amazonプライム感謝祭」10月16日開始。10月13日から先行セール/HANA特設ページも開設
3 『ゴジラ-0.0』IMAX劇場31館にて11月3日0時より最速上映
4 自作のヴィンテージスピーカーがLINNのシステムで蘇る!カント哲学者・黒崎政男氏のオーディオ道楽
5 YouTube、新機能を多数発表。ショート動画もシリーズ化/テレビでの視聴時にコメント音声投稿など
6 【インタビュー】磨きあげられた映像で「黒のビエラ」をアピール。パナソニックがZ95Cで追求する本物の感動
7 Meta、IMAX Enhanced認定のVRグラス「Meta VR Glasses」。約100gの軽さ実現
8 Razer、コンパクトな球形デスクトップゲーミングスピーカー「Mako」。サブウーファー付モデルも展開
9 ロジクールG、ボイス近接センサーやディスプレイを搭載した多機能USBマイク「YETI 2」
10 ゼンハイザー「ACCENTUM Clip」をSaucy Dog 石原慎也が体験。スペシャルインタビュー公開
9/25 10:59 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー 202号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.202
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
ケーブル大全2026
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.34 2026 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.34(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • AEX
  • AA AWARD
  • analog Grand Prix