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ベゼルレスデザインを採用

iBasso Audio、音質と操作性を高めたフラグシップDAP「DX300」

2021/01/22 編集部:平山洸太
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MUSINは同社が取り扱うiBasso Audioより、デジタルオーディオプレーヤー「DX300」を1月29日に発売する。価格はオープンだが、税込147,400円前後の実売が予想される。

「DX300」

同ブランドの最上位モデルとして、「クアッドDAC構成」「デュアルバッテリー設計」「FPGAテクノロジー」といった新技術を多数盛り込んだとするオーディオプレーヤー。 カラーはブラックとブルーの2色をラインナップする。

ディスプレイはベゼルレスデザインとなり、6.5インチ/2,340×1,080のIPSパネルを採用。画面上部にはLEDインジケーターが配置され、再生音楽のレートや充電の状態を確認できる。

ベゼルレスデザインを採用

同社初となるFPGA技術を採用。SoCからのオーディオデータの受信と信号変換、DACなど各装置への送信、オーディオクロックの生成・管理といった主要なオーディオ処理を全て担当する。加えてAccusilicon社製の「高精度フェムトクロック」をマスタークロックとして2基搭載し、ジッターの排除を図っている。

同社初のFPGAを採用

SoCにはQualcomm製の「Snapdragon 660」を搭載、メモリは6GBでより快適な動作を追求している。ストレージは128GB、MicroSDカードスロットも備える。OSはAndroid 9.0で、デュアルOSとして第5世代のMango OSにも対応する。

バッテリーには、デジタル部に4,000mAh、アナログ部に2,000mAhのリチウムイオンバッテリーを搭載したデュアルバッテリー設計を採用する。USB Type-C端子からの充電により、2つのバッテリーを同時に充電できる。QC3.0、PD2.0、MTK PE+といった急速充電にも対応する。連続使用時間は最大15時間。

デュアルバッテリー設計

DACはCirrus Logic「CS43198 QFN」を4基搭載し、384kHz PCM、5.6MHz DSD(DoP方式)の同軸出力にも対応。USB-DAC機能も搭載する。

アンプカードは交換可能で、デフォルトではディスクリート構成の「AMP11」を付属。接続端子には3.5mmシングルエンド/2.5mmバランス/4.4mmバランスの3端子を搭載する。出力電圧は7.1Vrmsで、32Ω負荷時の最大出力レベルは1240mW。またSN比は125dB、ダイナミックレンジは-125dB、THD+Nは-113dBとなる。

アンプカードを交換できる設計

ワイヤレス面にもアップグレードが行われている。Wi-Fiは802.11 b/g/n/acに対応し、2つの送受信機とアンテナを備える「2x2 MIMO」規格を採用。加えてBluetoothアンテナは「より優れたもの」を採用することで、通信距離と信号強度を向上したという。

使用イメージ

本体の材質はアルミ合金で、外形寸法は77W×162H×17Dmm。質量は300gとなる。付属品としてUSB Type-Cケーブル、同軸デジタル接続ケーブル、バーンインケーブル、本皮レザーケース、3枚のスクリーンプロテクターを同梱する。

同社では初回出荷分限定の先着特典として、iBasso AudioとTAJIMA GLASS(田島硝子)がコラボレーションしたグラスをプレゼント。TAJIMA GLASS製品の中でも人気の高い「富士山グラス」をベースにしたオリジナルデザインとのこと。

ベースとなる「富士山グラス」

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