公開日 2019/01/24 13:15

パナソニック、Googleアシスタント対応ハイレゾBluetoothヘッドホン「RP-HD610N」

スマホを取り出さず各種音声操作が可能に
編集部:小野佳希
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パナソニックは、声で楽曲操作や調べ物などを行えるGoogleアシスタントに対応し、ハイレゾ相当のデータ量を伝送できるLDACおよびaptX HDコーデックにも対応するBluetoothヘッドホン「RP-HD610N」を2月22日に発売する。オープン価格だが33,000円前後での実売が予想される。

RP-HD610N

2018年モデル「RP-HD600N」(関連ニュース)をベースに、Googleアシスタントや専用アプリ「Panasonic Audio Connect」連携の追加、連続再生時間を従来の20時間から24時間に向上させるなど機能を強化。RP-HD600N同様にノイズキャンセリング機能も備えている。

なおRP-HD600Nも販売を継続。今回の新モデルはRP-HD600N発売時と同程度での実売価格が予想されるが、今回の新モデル発売を受けてRP-HD600Nは新モデルよりも5,000円前後安くなることが予想される。

新モデルRP-HD610Nでは、本体の専用ボタンを押しながら話しかけることで、ペアリングしたスマートフォンのGoogleアシスタント機能を利用可能。iOS 9.3以上およびAndroid 6.0以上のOSに対応している。

Googleアシスタントを利用することで、例えば「なにかポップスをかけて」「音量を上げて」「この曲の名前はなに?」などといった具合に音声での各種操作が可能。音楽だけでなく「○○に電話して」「渋谷駅まで歩きで行きたい」「近くにカフェはある?」などといった様々なことを、スマホをポケットから取り出すことなく行える。

そして、新たなアプリ「Panasonic Audio Connect」と連携対応することで、ペアリングや初期設定などをより簡単に行えるようになった。再生中の音楽ファイルのコーデックや、バッテリー残量などもアプリで確認できるほか、ノイズキャンセリング機能のモード切り替えなども行える。

超多層フィルム(MLF)振動板を採用した40mm径のHDドライバーを搭載するなど、音質面はRP-HD600Nから踏襲。MLFによって不要な残響を残さず、高い応答性と高解像度再生を実現したとしている。加えて、新制振構造・制振材料のフレームを採用。これよって不要なドライバーの振動を低減し、音場の広がり感を演出するとしている。

なおワイヤレス音楽再生に加えて付属ケーブルを装着して有線で使用することも可能。有線時にはハイレゾ領域の周波数帯域再生に対応する。

ノイズキャンセリング機能は、マイクをハウジングの外側に配置するフィードフォワード方式と、鼓膜に近いドライバーユニット側に配置するフィードバック方式を採用。2つの方式を組み合わせるハイブリッド方式、そして独自のキャンセル信号処理回路と組み合わせることで、広帯域なノイズキャンセル性能を実現したとしている。

ノイズキャンセルの強度は3種類(強:電車や飛行機向き/中:屋内の空調音やテレビ音などの雑音キャンセル向き/弱:話声など向き)を切り替え可能。また、電車の車内アナウンスなど周囲の音を聞きたいときに、ヘッドホンを外すことなく周囲の音を聞くことができるボイススルー機能も搭載している。

人それぞれの頭や耳の周辺に合わせて最適な位置で身につけることができるという「3Dボールジョイント機構」の採用など装着感にも配慮。イヤーパッドには、人間工学に基づいて設計された形状と低反発ウレタンフォームによって耳周りの形状にしっかりフィットするという「3Dイヤーパッド」を採用している。

そのほかスイーベルおよび折りたたみにも対応。キャリングケースおよび充電用のUSBケーブルが付属する。

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