公開日 2018/11/27 19:50

ジャパンディスプレイ、VR専用に開発した液晶パネル搭載のHMD「VRM-100」

企業向けに発売
編集部:押野 由宇
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ジャパンディスプレイは、VR専用に開発したという液晶パネルを搭載する、高精細VRヘッドマウントディスプレイ「VRM-100」 を発表。企業向けにデベロップメントキットの提供を開始する。予約開始日は12月3日を予定、12月中旬以降に発送予定。

「VRM-100」

同社では従来のVRヘッドマウントディスプレイ製品は、高精細ディスプレイと各種センサーやコントローラを搭載したゲーム向けハイエンド製品と、ディスプレイ性能などを犠牲にして価格を抑えた製品とで分かれていると分析。ゲームではない高画質VRコンテンツを体験するにもハイエンド製品の購入が必要という課題が生じていた。これを解決するため、精細度などディスプレイ品質に特化した製品を開発したという。

VRM-100は、VR専用に開発された高精細ディスプレイを搭載。解像度は2,880×RGB×1,600(615ppi)で、リフレッシュレートは80Hz(60Hz)自動切り換えとなる。

VR専用に開発された高精細ディスプレイを搭載

またジャイロおよび地磁気センサー(3-DOF)も搭載。ハイエンドモデルに実装されている外部ヘッドトラッキングセンサーおよびコントローラを省き、高画質なVR映像を視聴する事に特化したとする。

付属VRゴーグルは清掃しやすいように分離可能な構成を採用。音声面はステレオサウンド出力端子を備える。なお本機はPC接続型の製品となる。外形寸法は175×98×116mm、質量は336g(ケーブル含まず)。

これまで同社はVR専用液晶ディスプレイの開発・製造・販売のみを行ってきたが、今後はVRヘッドマウントディスプレイにも事業領域を広げ、VR市場の普及拡大に貢献するとしている。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX