自分だけの名画座をリノベでつくった! 4K/120型&5.1.4chでDolby Atmosも楽しめる防音室

「学生の頃、東京に住んでいたので、よく名画座に行っては3本立てで映画を観ていました。そんな私ですから『映画館を自宅につくる』という憧れをずっと持っていました」。そう話すオーナーのNさん。
新作はもちろんだが、青春時代を彩った80年代の日本映画や、当時よく観た70年代のアメリカ映画など、まさに名画座で上映される作品をこよなく愛するシネフィルである。テレビシアター歴も約20年になるベテラン。そんなNさんが写真のような素敵な専用ルームを作った。
ダイケンの建材をふんだんに使用した防音室
ご両親の高齢化に伴って家全体のリフォームを行ったそうで、その際にできた空き部屋を夫婦のために有効活用しようと、ホームシアターリノベーションを行ったという。
部屋の広さは約11畳。スクリーンサイズは壁いっぱいの120型だ。プロジェクターには4K解像度のソニー「VPL-VW255」を使い、スピーカーは5.1.4ch構成としてDolby Atmosの再生に対応するなど、劇場と遜色ないスペックを実現。さらに防音仕様まで備え、誰もが羨む空間を完成させた。
リフォーム工事は木造建築に定評がある住友林業ホームテックに依頼。階下の両親の部屋まで音が届かないようにする「防音」を最優先としつつ、アンプなどの機器を入れる壁面収納の造作、お酒を飲めるミニバーまで、トータルでコーディネートをしてもらった。
画と音にもこだわり機器は視聴してセレクト
一方、ホームシアターのインストールは、アバック名古屋店の明石昌洋氏に頼んだ(現在は新宿本店に勤務)。図面作成時の相談だったこともあり、明石氏がまず計画を練り上げ、防音室にベストな配管指示図面を作成。
機器は実際に視聴したり、アワードの評価なども参考にしたりしつつ、ひとつひとつ丁寧に二人三脚で決めていった。その際、フォーマットなどのトレンドに左右されにくいスピーカーなどは予算配分を厚めにし、全体のバランスを取っていったという。
「やっぱり映画は画面が大きい方が楽しいですね。4Kプロジェクターの購入は初めてでしたが、解像度の高さに驚きました。CGやVFXを多用した作品との相性もいいですが、私はDVDなどで思い入れのある作品を観るのも味わいが出て好きですね。解像度が甘めな映像が逆に名画座で観ていた時のフィルムライクな感じがして懐かしさと共に楽しめます」(Nさん)。
誰にも気兼ねせずに思いっきり映画を楽しむ。そんな長年の夢を実現したNさんの笑顔は、実に晴れやかなものだった。
(撮影:佐藤日出夫)
N邸ホームシアター概要
HOME THEATER DATA ●住宅形態:戸建/リフォーム ●ホームシアターの広さ:約11畳 ●画面サイズ:120型+55型 ●サラウンド:5.1.4ch ●インストール内容:機器設置、システムプランニング、造作家具アドバイス ほか
SYSTEM LIST ●プロジェクター:ソニー VPL-VW255 ●スクリーン:キクチ SE-120HDWA ●有機ELテレビ:パナソニック TH-55FZ950 ●Ultra HDブルーレイレコーダー:パナソニック DMR-UBZ2030 ●Ultra HDブルーレイプレーヤー:パイオニア UDP-LX800 ●AVアンプ:ヤマハ RX-A3080 ●フロントスピーカー:Monitor Audio Silver 300 ●センタースピーカー:Monitor Audio Silver C150 ●リアスピーカー:LINN CLASSIK UNIK ●トップフロントスピーカー:LINN CLASSIK UNIK ●トップリアスピーカー:LINN CLASSIK UNIK ●サブウーファー:Monitor Audio Bronze W10
INSTALL SHOP/INSTALLER

アバック名古屋店
愛知県名古屋市中村区名駅南1-11-28 BRIO名南1F
TEL:052-571-8810
営業時間:11時00分 – 19時00分(予約推奨)
定休日:火曜日、水曜日
ホームシアターの視聴室:あり

