公開日 2017/12/22 18:27

「ソニー“HMZ”の空白を埋める」 − 800インチ相当で楽しめるヘッドマウント「Goovis G2」が上陸

発表会で開発元スタッフが魅力をアピール
編集部:成藤正宣
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レッツコーポレーションは、米Goovis USAのHMD(ヘッドマウントディスプレイ)「Goovis G2」を本日より発売(関連ニュース)。それに合わせ、本日同社営業所にて製品発表会を開催した。

Goovis G2

Goovis G2は中国NED Opticsが開発したAMOLED搭載型HMD。近年各社から数多く発表されているVRコンテンツ向けではなく、映画・アニメなど動画コンテンツの鑑賞を主な目的として開発されている。価格はオープンで、118,000円前後での販売が予想される。なおGoovis USA社は本機を米国で展開するためのNED Opticsの関連会社。

同社スタッフが装着したところ

同社は似通ったコンセプトの製品としてソニーが発売していたHDM「HMZシリーズ」を例にあげ、同シリーズが2015年に製造終了した後、観賞用HMD市場が空白状態にあったと解説。Goovis G2はその空白を埋めることができる製品だとした。

発表会には開発元であるNED OpticsのCEO、Peng Huajun氏も招かれた。Peng氏はGoovis G2について、「映像は鮮明で、本体は軽く、めまいも起こさない。装着感は快適で眼の疲れも軽減してある。日本のユーザーもぜひ快適な大画面を楽しんで欲しい」とコメントした。

Peng Huajun氏

Goovis G2はディスプレイ部とコントローラー部に分割されており、ディスプレイ側にはバッテリーを搭載していない為、ヘッドバンド等含めた質量は約340gと軽量。動作は接続機器側からの給電によって行う。

左右それぞれに1920×1080のAMOLEDディスプレイを搭載。コントラストに優れ、800インチのディスプレイを20mの距離から見るような大画面を体感することができる。入力はHDMIで、音声出力用のヘッドホンジャックも搭載する。

ヘッドバンドの固定と調節はベルクロ式

イヤホンジャックも搭載

サイドバイサイド方式の3Dフォーマットに対応しているため、3Dコンテンツの視聴が可能。ヘッドセットに備わったボタンを押すだけで、スムーズに2D/3D表示を切り替えることができる。また、近接センサー、6軸モーションセンサーも内蔵するため、360度パノラマコンテンツにも対応している。

本体底面には視度調整ダイヤルを2つ搭載。左右の眼それぞれに合わせた12段階の視度調整と56〜72mmの眼幅調整が可能で、眼鏡を常用しているユーザーも裸眼で装着/使用することができる。2D/3D切り替えや、照度調整ボタンも底面に備わっている。

本体下部に調整ダイヤルを搭載

コントローラーに接続すれば調整用画面を表示できる

コントローラー部は、ボタンとタッチパッド、バッテリー、microSDカードスロット、Wi-FI/Bluetooth等を搭載する小型Android4.4端末。8コアCPUのCortex-A7と2GB RAM、32GB ROMも内蔵する。バッテリー持続時間は約4.5時間。

Android内蔵のコントローラー

本体下部がタッチパネルとなっている

ディスプレイ部に接続することで各種Androidアプリや内蔵メモリ/SDカード内のコンテンツ視聴ができる他、Wi-Fiでインターネットに接続し動画配信サービスの視聴、空撮ドローンと接続しカメラ映像の視聴、Bluetoothスピーカーと接続して映像の音声を流す、といった使い方が可能となっている。

Androidの操作メニューをTVに出力したところ

内蔵メモリとmicroSDカードスロットを搭載し、動画や静止画を保存/再生できる

同社担当者はGoovis G2について「場所を取らず、寝転びながらでも使える快適な装着感で、設置場所の問題や近隣への音漏れが大型テレビの設置を妨げる日本でも、気軽に大画面映像を楽しむことができる環境に見合った製品」とアピールしていた。

Goovis G2は量販店にて販売され、同社では年間2万台の販売を予定。今後は乱視のユーザーをサポートする後付レンズなどアクセサリー品も展開する予定で、スマートフォンなどへの接続ケーブルなども企画していきたいとしていた。

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