• ブランド
    特設サイト
公開日 2016/10/05 09:30

<CEATEC>衛星/CATVも対応の8K受信機参考展示/DJIは“セルフィードローン”「Mavic Pro」を披露

トヨタは「KIROBO mini」との会話ブースを出展
編集部:川田菜月
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
10月4日〜7日に幕張メッセにて開催されている、IT・エレクトロニクスの総合展示会「CEATEC JAPAN 2016」。本稿ではDJI、トヨタ自動車、ソシオネクストのブースをレポートする。

DJI
DJIのブースでは、先日発表された折りたたみ式の4K対応小型ドローン「Mavic Pro」や、スマホのカメラを使って撮影する「Osmo Mobile」など新製品を中心に展開。

小型セルフィードローン「Mavic Pro」。折りたたむとほぼペットボトルサイズ

Mavic Proは、同社初となる折りたたみ式のドローンで、ペットボトルサイズにまでなるというコンパクトさを特徴とする(関連ニュース)。小型化により、同社の“Fantom”や“Inspire”シリーズよりも持ち運びしやすくなるので、気軽に使える“セルフィードローン”として一般ユーザー向けに展開するとしている。

展開したところ。飛行機のような姿

折りたたむとスポーツカーのような佇まい

これまでの追尾機能では背面からの撮影のみだったが、本機では被写体の横から追尾して撮影することができる。24コアのCPUを搭載し処理能力を向上させ、より安定した飛行とカメラ制御機能の両立を可能にしたという。

カメラ部はコックピットのよう

全てのセットがこのバッグに収まり、気軽に持ち運べるとのこと


会場ではMavic ProやFantomなどの飛行デモも行われていた

また、3軸ジンバル機構を搭載した専用ハンドルとカメラからなる“Osmo”シリーズからは、スマホカメラで手振れの少ない動画撮影ができる「Osmo Mobile」(関連ニュース)をメインに展示。ジンバルシステムは空中でドローンを制御する機能としても採用している同社のコア技術であり、「感動はブレさせない」とアピールする。

手元のハンドルで簡単に操作できる

アンケートに答えると「Osmo Mobile」が当たるキャンペーンも実施中

タイムプラス動画やパノラマ機能なども搭載。パノラマ撮影では、自動で9枚の写真撮影を行い1枚の美しい写真の作成なども可能。スマホカメラを使ってより美しい動画/静止画撮影が実現できるとしている。

専用アプリ「DJI GO」を使用し、ほとんどの操作は手元のハンドル部で行うことができる。その他、YouTube Live配信などにも対応しており、撮影後すぐに共有することもできる。Facebook Videoも対応予定とのこと。

Fantomシリーズなど従来モデルも展示


TOYOTA
トヨタ自動車では、手のひらサイズのコミュニケーションロボット『KIROBO mini(キロボ ミニ)』を披露。会場ではKIROBO miniとの会話体験ができるコーナーも展開している。

手のひらサイズのコミュニケーションロボット『KIROBO mini(キロボ ミニ)』

KIROBO miniとの会話コーナーは長蛇の列!

KIROBO miniは、国際宇宙ステーション“きぼう”で宇宙飛行士・若田氏との会話実験に使用された「KIROBO」の小型版。声をかけると返事をしてくれたり、内蔵カメラで人の表情を読み取り反応するなど、搭載する機能を“コミュニケーション”に絞り、小型化を追求し開発されたという。価格もそのぶん39,800円(税抜)と抑えた。

高さ10cm、質量183gで気軽に持ち運びができ、話しかけるとその人の方向に顔を向けてくれる。家の中はもちろん、運転時の会話相手などよりパーソナルな空間での利用を想定しているという。発売は今冬を予定している。

話しかけられた方向を向いてくれる。目が合う感覚

持ち運び用のケースも参考出展。包まれ感がかわいい


水素自動車「MIRAI」のカットモデルや、水素燃料で動くフォークリフトの展示も

ソシオネクスト
ソシオネクストでは、ISDB-S3/複数搬送波伝送方式に対応するデジタル放送復調LSI「SC1501A」など、同社の8K対応チップや映像配信ソリューション、映像信号処理技術の展示を行っている。


ソシオネクストのブース
4K/8K衛星デジタル放送方式(ISDB-S3)と複数搬送波伝送方式(ITU-TJ.183)のどちらにも対応するチップは世界初。現在行われている8K試験放送を、衛星放送またはCATV経由でも受信することができるのが特徴だ。同社の2K、4Kで培われたノウハウを活かすことで実現したとのこと。


ISDB-S3/複数搬送波伝送⽅式に対応するデジタル放送復調LSI「SC1501A」を搭載した試作機
ブースにはSC1501Aを搭載した受信装置の試作機を出展。また、NHKと共同で開発された8K HEVC映像を1チップでデコードできるLSI「SCH801A」を搭載する受信機も同スペースに出展し、実際に8K試験放送を受信して視聴するデモが行われていた。


8K試験放送を受信して放映中
他にも、実際に8K対応カメラで撮影した映像をリアルタイムでエンコードし100Mbpsまで圧縮、8K HEVCデコーダーボードを通して8K映像に戻してテレビに映し出すデモンストレーションなども実施している。

8K対応カメラで撮影した映像をリアルタイムエンコード/デコードして表示するデモも行われていた

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 Apple Musicも聴ける高コスパ ネットワークプレーヤーeversolo「DMP-A8」。音質と使いこなしを徹底検証
2 Amazon Prime Videoの人気8チャンネルが2ヶ月間99円に!GW期間中キャンペーン
3 アップル製品がAmazon/ヨド/ビックなどで最安値級セール。どこが一番安い?
4 コンパクトでハイコスパ、そして音が良い! Kanto Audio「YU2」がデスクでのスピーカー再生を楽しくする
5 ソニー、4スピーカーで立体音響を実現するシアターシステム「HT-A9M2」。新スピーカーで高音質化
6 Netflixで「ご利用世帯の登録」画面が表示された場合の対処法は?
7 クリプトン、内部配線材と吸音材を強化したピアノ仕上げ・密閉型スピーカー「KX-0.5P II」
8 『鬼滅テレビ -柱稽古編放送直前SP-』5/4 13時25分から無料配信。公開生放送の観覧受付開始
9 ソニー、新フラグシップサウンドバー「HT-A9000」。単体で独自立体音響に対応/約36%の小型化も
10 ネット動画も大画面で手軽に楽しめるREGZA「40V35N」が初登場1位 <AV製品売れ筋ランキング3月>
4/30 11:19 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー192号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.192
オーディオアクセサリー大全2024~2025
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2024~2025
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.31(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX