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8K番組を国際共同制作

NHK、8K HDRでルーブル美術館の名画を撮影。11月中旬から全国の支局で視聴可能

2016/09/08 編集部:小野佳希
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NHKは、ルーブル美術館と8K HDR映像/22.2ch音声による番組「ルーブル 永遠の美」を国際共同制作した。11月中旬から試験放送し、一般視聴者も全国のNHK各放送局で視聴できるようにする。


「ミロのビーナス」「モナ・リザ」などルーブル美術館が所蔵する名画9点を撮影。「HDRや広色域など、明るさや色の表現の幅を広げる最新の技術を用いて、手を伸ばせば美術品そのものに触れることができるような質感と立体感を再現した。画面の中でありながら奥行きを体感できる映像だ」としている。音楽は千住明氏による番組オリジナル楽曲を22.2chで再生する。

番組はまず、10月17日〜19日にカンヌで開催される映像コンテンツの国際見本市「MIPCOM」で10分のダイジェスト版を上映。10月25日にはフランスの美術関係者向けにルーブル美術館内で試写会を行い、その後、前述のように日本国内でも11月中旬から試験放送を開始する。

NHKでは、「8Kの映像表現が、世界で最も著名な美術館であるルーブル美術館から高い評価を得たことから、今後、芸術の分野での8Kの普及・理解促進につながることが期待される」としている。

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