公開日 2014/09/08 14:08

ソニー、7.1chサウンドバー中級機「HT-ST5」− 新サラウンドモード搭載&小型化実現

複数人でも一人でも最適なサラウンドサウンドを体験可能
ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーは、サウンドバー「STシリーズ」の新モデルとして、サラウンド効果を高めつつ、より手頃な価格帯を実現した7.1chモデル「HT-ST5」を10月31日に発売する。価格はオープンだが、74,000円(税抜)前後での販売が予想される。

HT-ST5(65型テレビと組み合わせたところ)

昨年8月に発表された最上位モデル「HT-ST7」(実売13万円前後)と「HT-ST3」(実売6万円前後)の中間を埋めるという位置づけのモデルだ。

HT-ST5。ST7比で10%サイズダウンした

ST7の設計思想を継承。リアル7.1chスピーカーを搭載し、フロントサラウンド技術「S-FORCE PROフロントサラウンド」に波面制御技術を追加している点は同様だが、バースピーカー部の外形寸法を約10%コンパクト化。約1030W×97H×115Dmmと、CT660並にサイズダウンした。なお、フロントグリルは取り外しが不可になった。また、ワイヤレスサブウーファーは伝送方法に新たに5GHz帯を採用した。

ワイヤレスサブウーファーは伝送方法に新たに5GHz帯を採用

HT-ST5に搭載されたスピーカーユニット

新機能も追加となった。より深い音の回り込み感を楽しめる「SURROUND 2」(フォーカスモード)は、従来の「SURROUND 1」(ワイドモード)よりスイートスポットが狭くなるものの、サラウンドの回り込みが深く、まるで音に包まれているかのような音場を楽しめるというモード。ソニーは「複数人でも一人でも最適なサラウンドサウンドを提供できる」とアピールしている。

さらに、STシリーズとして初めて「ナイトモード」を搭載。小音量再生時でも豊かなサラウンド効果が得られるよう、最適なバランスに調整することができるという。

テレビや映画、音楽、ゲームなどコンテンツによって最適な音場に自動設定するClearAudio+は引き続き搭載。BluetoothおよびNFCに対応しており、スマートフォンなどからの音楽をワイヤレス再生するためのスピーカーとしても利用可能。NFCによるワンタッチ接続も利用できるほか、コーデックではAACとaptXにも対応している。

NFCに対応

HDMI端子は入力3系統、出力1系統(ARC対応)を搭載

HDMI端子は入力3系統、出力1系統(ARC対応)を搭載。4K60p信号のパススルーも可能だ。ただしHDCP2.2には非対応となる。

付属のリモコン

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

製品スペックを見る
  • ジャンルフロントサラウンドシステム
  • ブランドSONY
  • 型番HT-ST5
  • 発売日2014年10月31日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格税抜74,000円前後)
【SPEC】●実用最大出力:380W ●入力端子:HDMI×3、穂刈デジタル音声×2、アナログLR(RCA)×1 ●出力端子:HDMI×1 ●消費電力:スピーカー…約55W(待機時 約0.5W以下)、サブウーファー…約30W(待機時 約0.5W以下) ●外形寸法:スピーカー…約1030W×101H×116Dmm(スタンド含まず)、サブウーファー…約242W×355H×407Dmm ●質量:スピーカー…約6.1kg、サブウーファー…約11kg
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX