• ブランド
    特設サイト
公開日 2011/08/03 19:16

何が見られる?操作方法は? − ソニーの「3D Experience」を体験してきた

アブリルのフルPVやスフィアのライブ映像なども
ファイル・ウェブ編集部:小野佳希
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
別項でお伝えしている通り、ソニーは本日より“BRAVIA”で3D映像を無料視聴できる「3D Experience(3Dエクスペリエンス)」を開設した。同サービスを体験してきたのでレポートしたい。

メニュー画面

「FIFAワールドカップ特集」などカテゴリーごとのメニューも用意

同サービスは、インターネット経由で各種3D映像を視聴できる無料サービス。本日時点では約60点ほどのコンテンツがあり、そのなかには「ソニーアクアリウム(美ら海)」や「旭山動物園」といった同社のイベントでもおなじみの映像から、なでしこジャパンの快進撃で一気に注目度が高まったFIFA 女子ワールドカップ 2011 ドイツ大会のダイジェスト映像などが用意されている。

クロスメディアバー上での表示例

この女子ワールドカップに関しては、決勝(日本対アメリカ)、準決勝(日本対スウェーデン)、準々決勝(日本対ドイツ)という3試合のダイジェスト映像などを視聴可能。FIFAの公式映像のほか、ソニー独自のカメラによる映像も用意されている。このため、例えば公式映像では背中側からのアングルだったアメリカ戦での澤選手の同点ゴールも、澤選手の正面側から3D映像が撮影されているという。

操作にあたっては、もちろん早送りや巻き戻しが可能。ひとつのコンテンツが再生し終わると自動的に次のコンテンツが再生されるようになっており、リモコンの矢印キーの下ボタンを押すことで、チャプターを飛ばすように次のコンテンツへと移動することもできる。

操作時のメニューバー

ひとつのコンテンツ再生が終了すると自動的に次のコンテンツへと移動。画面には「次のコンテンツ」という案内も

基本的にコンテンツはダイジェストや短いプロモーション映像だが、昨年行われた男子サッカーのFIFA ワールドカップ 2010 南アフリカ大会のものに関しては、数試合分を1試合まるごと視聴可能。フル視聴可能なのは決勝(スペイン対オランダ)、日本対オランダ、アメリカ対スロベニアの3試合で、それぞれ前半と後半でひとつずつのコンテンツになっている。

なお、南アフリカワールドカップの3D映像はソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPEJ)からBDソフトも発売されているが(関連ニュース)、こちらは基本的にハイライト映像が収録されているという内容。今回のサービスで初めて、1試合をフルに3D視聴できるようになった。

サッカー以外では、「THE 世界遺産 3D」や「3D☆3D」といったテレビ番組、「グリーン・ホーネット」「モンスター・ハウス IN 3D」といったBDソフトのダイジェスト映像などを用意。そのほか、「グランツーリスモ5」や「真・三國無双6」といった3Dゲーム映像や、長澤まさみの3D映像写真集といったコンテンツも用意されている。

また3Dミュージックビデオでは、プレスリリースで紹介された、いきものがかりなど日本のミュージシャンに加えて、アブリル・ラヴィーン「ワット・ザ・ヘル」など海外アーティストの楽曲も用意。邦楽ミュージシャンは権利関係から2分ほどの映像だが、アブリル・ラヴィーンの楽曲はフルで3D映像を視聴することができた。彼女の3D PVが放映される機会はあまり多くないので、ファンにとっては貴重な映像と言えるだろう。

また、人気声優たちによるユニット、スフィアのライブ映像「Super Noisy Nova」も視聴可能。こちらは観客席でファンが振るサイリウムとステージ上との対比など、3D映像の奥行き感を実感しやすいものになっていると記者は感じた。

なお、例えばミュージックではソニー・ミュージック所属のミュージシャンの楽曲であったり、コンテンツはソニーグループのものが中心。当然といえば当然だが、同社スタッフによれば「特にソニーグループのものしか扱わないということではない。『参加したい』と声を挙げてくれるところがあれば、グループ外からのコンテンツホルダーとも話し合う用意がある」という。

またコンテンツは今後も無料提供を続けていくとし、オプションの有料配信などは現在のところ考えていないという。担当者は、コンテンツを充実させていき、3Dをさらに盛り上げていきたいと語っていた。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 井上尚弥VSネリ、日本におけるPrime Video史上最大のピーク視聴数を記録
2 『ゴジラ-1.0』だけじゃない! GWに観たい「最近サブスク解禁された話題作」まとめ
3 【moraアニソンTOP10】川崎発、狂犬ロックアニメ『ガールズバンドクライ』OPが人気急上昇!
4 ゼンハイザー、ニュートラルサウンドと広い音場を両立させた密閉型ヘッドホン「HD620S」
5 パナソニック、最新「ミニLEDバックライト液晶」ハイエンド・4Kビエラ。AI高画質エンジンも新世代
6 1万円以内でANC/音質ともに充実!EarFun初のヘッドホン「Wave Pro」レビュー
7 ミスター・ビッグの最新アルバム『TEN』&武道館公演ライヴ映像が高音質フォーマットにて発売
8 ORION、“若者やオーディオ入門にオススメ”のBluetooth対応CDステレオ「SMC-140BT」
9 パナソニック、初の専用Fire TV搭載の最上位・4Kビエラ「Z95A」。「マイクロレンズ有機ELパネル」刷新
10 パナソニック、専用Fire TV導入の4K有機ELテレビ「Z90A」。独自のパネル制御技術「Bright Booster」も強化
5/9 10:36 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー192号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.192
オーディオアクセサリー大全2024~2025
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2024~2025
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.31(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX