公開日 2011/01/09 14:27

【CES】オーディオテクニカ、新NCイヤホン「ATH-ANC23」ほか北米向け新製品を展示

低音重視ヘッドホン、SOLID BASSが全米デビュー!
ホームシアターファイル編集部・平野勇樹
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
日本を代表するヘッドホンブランド、オーディオテクニカはサウスホールにブースを構えている。国内で発売されている多彩なヘッドホンを中心に、マイクやターンテーブルなど、幅広いアイテムを展示している。

白を基調としたオーディオテクニカのブース

特に、ノイズキャンセリングヘッドホン/イヤホンはブースのなかでも大きく展開されており、同社の力の入れようがうかがえる。そのなかには北米向けの新製品「ATH-ANC23」の姿もあった。

こちらがノイズキャンセリングイヤホンの新製品「ATH-ANC23」

イヤーピース本体にマイクが仕込まれており、外部の騒音にあわせてノイズキャンセリングを施す「QuietPoint active noise-cancelling technology」を搭載するほか、付属品にComplyイヤーチップを同梱。信号処理以外の部分でも遮音性を高める工夫が施されている。これにより、まわりの騒音を90%低減させる効果を実現する。キャリングポーチや航空機用のアダプタなども同梱されるようだ。北米での価格は 99.95ドル前後で、今年2月頃の出荷を予定しているそうだ。国内の展開は不明。

イヤーピースにComplyを装着したところ。これなら信号処理をしない状態の遮音性も高まる

コントロール部はクリップで固定できる。また、ボリュームダイヤルも付いている


こちらが展示されていた外箱

また、すでに日本で発売されヒットモデルになっている低音重視ヘッドホンSOLID BASSシリーズも、ついに北米デビューを果たす。オーバーヘッド型の「ATH-WS70」(149.95ドル)と「ATH-WS50」(99.95ドル)、インナーイヤー型の「ATH-CKS70」(119.95ドル)、そして「ATH-CKS50」(69.95ドル)の計4モデルを発売する。出荷はこちらも北米では今年の2月頃を予定する。

SOLIDBASSがついに北米デビュー。デュアルチャンバーメカニズム技術解説も掲示されていた

日本でヒットしている「ATH-CKS50」。北米での動向も気になるところだ

なお、すでに日本で発売されている「ATH-W1000X」、「ATH-AD900」、「ATH-A900」も同時期に北米へ投入。そのほか、ブース内には日本でおなじみのカラフルなイヤホンとヘッドホンが所狭しと並んでいる。

全米デビューを果たす「ATH-W1000X」「ATH-AD900」「ATH-A900」

日本でもおなじみのポータブル型イヤホン/ヘッドホンの数々

そのほか、もちろんヘッドホン以外のアイテムも充実。マイクやターンテーブル、DJヘッドホンなど、プロ仕様のアイテムも多数展示している。ポッドキャスト向けのパーソナル放送局のデモ体験スペースが設けられているのがいかにもアメリカらしく、印象的だった。

オーディオテクニカのマイクを中心としたポッドキャスト放送局

レコード音源をパソコンに取り込めるUSB搭載ターンテーブルも展示

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 BRAVIAが空飛ぶ時代? 動画コンテンツの楽しみ方に押し寄せた大きな変化を指摘するソニーショップ店長。超大画面はさらに身近に
2 ネットワークオーディオに、新たな扉を開く。オーディオ銘機賞の栄えある“金賞”、エソテリック「Grandioso N1」の実力に迫る
3 Nothing、最大40%オフのウィンターセール開催
4 LG、世界初のDolby Atmos FlexConnect対応サウンドバー「H7」。オーディオシステム「LG Sound Suite」をCESで発表へ
5 「ゴジラAR ゴジラ VS 東京ドーム」を体験。目の前に実物大で現れる“圧倒的ゴジラ”の臨場感
6 衝撃のハイコスパ、サンシャインの純マグネシウム製3重構造インシュレーター「T-SPENCER」を試す
7 AVIOT、“業界最小クラス”のANC完全ワイヤレス「TE-Q3R」。LDAC、立体音響にも対応
8 ソニー「WH-1000XM5」に“2.5.1”アップデート。Quick AccessがApple Music/YouTube Musicに対応
9 「HDR10+ ADVANCED」が正式発表。全体的な輝度向上、ローカルトーンマッピングなど新機能も
10 クリプトン、左右独立バイアンプ機構のハイレゾ対応アクティブスピーカー「KS-55HG」新色 “RED”
12/19 11:02 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX