公開日 2025/06/20 16:35

<OTOTEN>今年の“見どころ聴きどころ”紹介【その1】。JBL「BAR 1300MK2」最速試聴会&カーオーディオもパワーアップ!

オーディオテクニカ、デノン、マランツも注目・話題のモデルを一挙展示
筑井真奈
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

日本オーディオ協会が主催する、国内最大級のオーディオイベント「OTOTEN2025」が、今週末の6月21日(土)と22日(日)の2日間にわたって開催される。オーディオの新製品はもちろん、ホームシアター関連ルームや、カーオーディオ関連展示もパワーアンプ。ぜひチェックしたい注目のブース、今年の “見どころ聴きどころ” をまとめてご紹介しよう。

オーディオテクニカ(ガラス棟・G404)は、ミュンヘン・ハイエンドでも出展されたアクリル製アナログプレーヤー「AT-LPA2」とVM型カートリッジ「AT-VM700xシリーズ」他を披露する。60周年記念モデルとして登場したアクリルプレーヤーの好評を受け、新たに登場した「AT-LPA2」は、“透明なデザインと色付けのない透明なサウンド” を両立したモデル。ぜひその美しさをご自身の目と耳で確認してほしい。

オーディオテクニカのアクリル製アナログプレーヤー「AT-LPA2」

ディーアンドエムホールディングス(D棟1F・ホールD1)は、デノン、マランツ、Bowers & Wilkins、DALI、オーディオクエストのフラグシップクラスの製品を一挙展示。イマーシブオーディオの録音エンジニアの第一人者である古賀健一氏が語る「AVC-A1H」&「800 D4シリーズ」の魅力、DALIのミュージカリティを体験できる「EPIKOREシリーズ」、マランツのフラグシップ “10シリーズ” の試聴イベント、デノン “3000シリーズ” 試聴イベントなど、ハイクオリティな音を楽しむためのさまざまな提案が用意されているという。

Bowers & Wilkinsの「801 D4 Signature」が体験できる

ハーマンインターナショナルは、ガラス棟「G409」では、生産完了が発表されたため、本イベント最後のデモンストレーションとなるJBLのフラグシップスピーカー「Project EVEREST DD67000」をメインに据え、ARCAMのストリーミングアンプ「SA45」などを体験できる「ハイファイオーディオ」エリアと、生活に溶け込むオーディオデバイスを提案する「ライフスタイルオーディオ」エリアを展開する。

またD棟「D401」では「JBLプレミアムホームシアタールーム」と題して、AVアンプ「MA9100HP」を活用した5.1.4chのフル・イマーシブサウンド環境を用意。さらに、18日(水)よりクラウドファンディングを開始したサウンドバーの新フラグシップモデル「BAR 1300MK2」の最速試聴会も予定しており、85型4Kテレビの高精細な映像とともに圧巻のシネマ体験を楽しむことができる。

クラウンドファンディングでも人気沸騰中の「BAR 1300MK2」最速試聴会も開催予定

カーオーディオ関連の展示もさらにパワーアップ。音にこだわった4台のクルマが登場し、その音質を体験することができる。初出展の三菱自動車は、ヤマハと組んだ最新の「アウトランダーPHEV」を展示。「Dynamic Sound Yamaha Ultimate」の搭載により、車内で最高峰の “リスニングルーム” を実現したとアピールする。

東北パイオニアは、先日発表されて話題を集めているカーオーディオ用スピーカーユニット「GRAND RESOLUTION」シリーズを搭載したトヨタ「GR86」を展示。TADのトゥイーター開発技術も投入し、“音のパイオニア” こだわりのサウンドを体験できる。

パイオニアのフラグシップカーユニットが装着されたトヨタ「GR86」

ハーマンインターナショナルグループからは、JBLプレミアムサウンドシステムを搭載したトヨタ ランドクルーザー「250」、XperiはCES 2025でも話題になったDTS:X対応のメルセデスベンツを国内初展示する。

海外メーカーの出展もあり、台湾のLuKang Audioは昨年に引き続き出展(D棟 D503)。社長のロックス氏も来日し、ブランドの設計思想や音の特徴についてたっぷり語り尽くす。また精度の高い “ガラス振動板”「UTAG」を製造するGAITや、高音質・超低遅延ワイヤレスソリューションを提案するSYNCOMM TECNOLOGYの技術デモなど、オーディオを支えるサプライヤー関連ブースも充実している。

昨年に引き続き出展する台湾のスピーカーブランド「LuKang Audio」

今年は放送開始から100年を迎えたことを受け、NHK、日本コロムビア、日本オーディオ協会が放送開始当初使用していたラジオやマイクなど、放送機器を活用した当時のラジオを展示(ガラス棟 G502)。ステレオ再生実験の再現デモも予定されている。

OTOTEN会場内では抽選でオーディオ製品などが当たるスタンプラリーも実施。また退場登録をされた方にはpopman3580氏描き下ろしの「OTOTEN2025キービジュアルクリアファイル」がプレゼントされる。

なお、OTOTENへの参加には、事前でのオンライン登録が必要となる。来場予定の方は、ぜひ本日のうちに事前登録を済ませてほしい。

【OTOTEN2025 開催概要】

・日時:2025年6月21日(土) 10:00 - 19:00
    2025年6月22日(日) 10:00 - 17:00
・場所:東京国際フォーラム
    東京都千代田区丸の内3-5-1
・主催:一般社団法人日本オーディオ協会

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX