公開日 2008/05/10 19:41

<ハイエンドショウ:イベント>石原俊氏が語る「B&W 対 ヘンデル」

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
昨日から明日11日まで、有楽町の東京交通会館で「ハイエンドショウトウキョウ2008スプリング」が開催されている。Bルームの音元出版ブースでは、3日間で計11ものイベントが行われており、昨日からにぎわいを見せている。

石原俊氏

本日午後4時半からは、石原俊氏が講師の「実演オーディオコンシェルジュ」というイベントが行われた。オーディオコンシェルジュは、季刊・オーディオアクセサリー誌の人気連載。石原氏いわく、「演奏家や作曲家とオーディオブランドは似たところがあるのではないか、という考えのもと、楽曲やブランドの歴史の考察を通して比較する」という企画だ。

今回のイベントは、5月21日に発売されるオーディオアクセサリー129号の企画を、前もって実演で紹介してしまうという豪華な企画。取り上げたブランドと作曲家は、B&Wとヘンデルだ。

オーディオシステムは当然のごとくマランツとB&Wで固められ、マランツのプレーヤー「SA-7S1」、プリアンプ「SC-7S2」、パワーアンプ「MA-9S2」(2台)に、スピーカーはB&W「803D」という布陣だった。

マランツのプレーヤー/アンプが使用された

スピーカーにはB&W「803D」をセレクト

石原氏は、ヘンデルの名盤を次々に再生しながら、作曲家が辿った歩みを振り返った。B&Wについては「801の回折が少なく、先進的で過激なフォルムは、ヘンデルと通じるところがある。また、ノーチラス・トゥイーターは、消音パイプで音を消して臨場感を出すという、誕生当時として画期的なもので、臨場感を引き出すのに非常に効果的だ。癖がない透明な音色を表現できるところ、その上で音の広がりを追求したのがB&Wのすごいところだ」と熱心に自説を述べていた。

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX